E:9 ページ13
どうやらアンは私に懐いたみたい。
かくいう私も小さい子は好きなので嫌な気はしないし、最終的には今、腕を組んでいる。
船の中を一通り見終わり、甲板に出た時、
花「！！アヴドゥル！その水兵が危ないｯ！」
花京院がそう叫んだ瞬間。ひとりの水兵の頭にフックが近づいたのが見えたと同時に、視界が何者かによって隠された。
承「やれやれ…こういう歓迎の挨拶は女の子にゃあきつすぎるぜ」
異常な事態に船員も怯えだす。そしてジョースターさんの指示で船員は船室に向かって行った。
ジョースターさんはアンと私に近づき、アンの目線までしゃがむ。
ジョ「君に対してひとつだけ真実がある。我々は君の味方だ。
さぁ、Aと一緒にあの船室へ行くんだ」
『アン、離れないでね』
アンの手を引いて船室へ入ると、ガタガタと音がした。
アン·貴女「！」
そこには大きな檻が不自然にあり、中にオランウータンがいた。オランウータンは錠を指差しながらこちらを見ている。
アン「錠を開けてくれっていうの？だめよ…キーがどこかも分からないし、あんた大きいもの」
『……リンゴ？くれるの？』
アン「でもおかしいわ、このリンゴナイフで切ってある。それも切り口がまだ…変色していない」
『つい今切ったばかりということ…。
…やっぱりこの船の何処かに誰か乗っているはずよ』
アン「あんたがエサをもらう人、何処にいるか知ってる？」
シュボォ！
アン·貴女「！？」
なんとオランウータンはタバコに火をつけ、吸い始めたのだ。
アン「……あ…あんた、ずいぶん頭のいいサルなのね…」
『…アン、怖いからあまり近寄らないで…』
オランウータンは私達などそっちのけでタバコを吸いながら横においてある雑誌を手に取った。
ラッキージョジョキャラ
ブチャラティ
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胡蝶(プロフ) - Kirariさん» 本当ですか！？嬉しいです、ありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2020年11月26日 23時) (
レス) id: b883eb7265 (このIDを非表示/違反報告)
Kirari - え、、、すごい！文才が、、、！これからもがんばってください！ (2020年11月26日 23時) (レス) id: 659499b88d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡蝶 | 作成日時：2020年7月5日 0時
