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31話 ページ32

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「南沢さん、いつまで白星の手を掴んでるんですか」


神童はムッとした表情で南沢とAに割り込むと、南沢はやれやれとした様子で小さく笑いながら手を離す。


「嫉妬か? 神童」


「な…ち、違いますから」


「だといいんだけどな。…それじゃあな、A。また会おう。」


南沢はAの髪に触れて掬うとチュッと髪に軽く口付け、髪を離せばそのまま近藤についていきフィールドを去ってしまう。


皆はその行為を見て目を見開いて驚きを浮かべた。


「へ…え、あ…え……!?」


「っ〜〜南沢さん!!」


Aはいきなりの出来事に顔を真っ赤にし、神童も恥ずかしさに顔を赤く染めながら南沢の名を呼ぶが手をひらりと返されるだけだった。


「南沢さん、なんてことを…!」


「(や、ややっ、やっぱり南沢さん苦手!)」


顔を真っ赤にしたまま、Aは南沢から顔を背けた。




「……姉さんは…雷門のモノ…?

絶対に許さない。」


観客席から一人、Aを見ては持っていた空になったペットボトルをぐしゃりと握り締めた。






それから霧野と狩屋は和解し、第一試合は幕を閉じた。


そして次の日の朝。入部希望者が一人現れた。


「入部希望者?」


「はい! サッカー部に入りたいんです!」


「おっ、中々元気がいいじゃないか!」


「名前は?」


「輝です!」


「輝くんね…苗字は?」


春奈がそう問い掛けると、輝と名乗った少年は"えっと…"や"その、あの…"と何やら目を泳がしながら戸惑っていた。


皆は不思議そうに眺めると、輝はビシッと姿勢を伸ばして勇気を振り絞って述べた。


「か、影山です!

"影山輝"です!!」


そう述べた時、春奈はカタンッと音を立てながらクリップボードを落とし、円堂は驚きに声を上げた。


「か、影山!? 影山って…」


「まさか…」


「っはい、影山零治は…僕の叔父です」


「そうか…」


鬼道は輝の言葉を聞き、ぽつりと呟くと皆は影山零治は誰だかわかっていないようだ。


「影山零治は10年前の帝国学園の総帥。少年サッカー協会副会長の顔も持ってた…って、話を聞いたことがあります」


Aがそう述べると、"そうなんだ…"と天馬が小さく答えた。


「だが何故隠そうとした?」


鬼道の問い掛けに、輝は俯いて答えずらそうで居た。




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設定キーワード:イナズマイレブン , イナGO , 雪村豹牙   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:りはる | 作成日時:2020年4月1日 2時

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