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男の人を追いかけて、海岸まで来た。
やっと見つけた。あの後ろ姿やっぱり暖ちゃん。暖ちゃんに違いない。
『暖ちゃん！』
男の人はゆっくりとこちらへふりかえった。
暖「A？」
私は勢いよく暖ちゃんの胸に飛び込んだ
『暖ちゃん！会いたかった。ずっとずっと。この14年間ずっっと待ってたんだよ？』
暖「A……………すみれは？すみれのところに行かなくちゃ」
『えっ？』
どうして、すみれが出てくるの？暖ちゃんを待ってたのは私なのに…暖ちゃんはもう私の事を見てくれないの？
暖「すみれ。すみれのところに…」
そう呟くと暖ちゃんは脚を引きずりながら走りだした
言わなくちゃいけないのに、真実を伝える勇気が私にはなかった
『暖ちゃん！待って！』
暖「すみれ……すみれ！」
そうして、すみれが昔経営してた喫茶店に着いた。
『暖ちゃん、すみれは…』
カランコロン
暖ちゃんは話を聞かずに中に入っていった
暖「すみれ…」
ひ「ああ？」
暖「ああ、いや、お名前は？」
ひ「ひなこ。ひなちゃんって呼んでね」
暖「そうですか…ひなちゃん…よかった……」
ひ「よかった？何がだよ？」
『ひなこさんすみません！すぐ連れて帰るんで！』
連れて帰ろうとしたら暖ちゃんは椅子に座りだした、
暖「以前この店に来たことがあって、その時に会ったオーナーの女性かと思って」
ひ「すみれさんのこと？」
暖「知ってるんですか？」
ひ「ああ！あんたもしかして……あの子のファン？」
暖・貴「えっ？」
ひ「結構いるのよあんたみたいなの。料理研究家って言っても、ん〜あの顔だもんねぇ」
暖「料理研究家なんですか？」
ひ「知らないの？」
暖「今彼女はどこに？」
ひ「どうせ東京の一等地でしょ？旦那も超有名人だから。」
暖「旦那……結婚したんですか？」
ひ「ああ、ちょっと待ってね。あんたほんとに何も知らないのか、浦島太郎か！」
暖「A？」
暖ちゃんがこちらにふりかえったが、私は目をそらした
ひ「ああ、あったあった。あの南条幸男が旦那だよ。セレブでさぁ。お嬢ちゃんにも恵まれちゃって、もう完璧すぎでしょ！でもこういう女に限って裏の顔ががすごかったりして、ねぇAちゃん！どうなのよ？」
『え？いやそんなに…』
暖「この旦那さん、そんなに有名なんですか？」
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白猫 - とってもおもしろいです！ぜひ、更新お願いします (2019年11月13日 20時) (
レス) id: 61b6783ca6 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 続きいいがきになりまあすううう！更新お願いしますうう！m(__)m (2018年10月12日 7時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 逆に愛梨は夢主の存在を知っているのでしょうか？ (2018年8月2日 15時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 少しお伺いしたいのですが愛梨のことを夢主は知っているのでしょうか？ (2018年8月2日 15時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
Kurea(プロフ) - きらきら星さん» 間違えだったんですね^^;指摘出来て良かったです！ (2018年7月23日 16時) (レス) id: d7e2cd466c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きらきら星 | 作成日時：2018年6月14日 23時
