初仕事 ページ5
目線A
ケイ「では、今から仕事内容を説明する。
一回だけで覚えろ。」
琥珀「はーい。」
『あのケイさん、どうかお手柔らかに…』
ケイ先生からのお仕事講座が始まった。
琥珀さんは不真面目そうな顔で
返事をした。大丈夫かなぁ…
ケイ「では、まずホールの仕事から。」
琥珀「はーい。」
一応私も聞くけど、大変そうだ。
ー約一時間後…
ケイ「…以上がここの仕事だ。」
琥珀「分かりましたセンセー。」
『ああ、目眩がする…』
話が兎に角多くて長い!!
たまに琥珀さんの方を見たけど、
顔つきは変わらないままだったし、
本当に聞いてたのかなぁ?
ケイ「琥珀。ぶっつけ本番だが、いけるよな?」
琥珀「うん、いける。」
『ほ、本当に大丈夫ですか?』
琥珀「ん?なんで?」
『い、いえ、特に意味は…』
本当に聞いてたのかなんて言えない…
ケイ「もうそろそろ開店だ。準備しておけ。」
琥珀「分かりました〜。」
ー開店後、ホールにて…
琥珀「初めまして〜。」
客1「あれ?新しいスタッフさん?」
客2「え〜!可愛い〜!」
客3「すっごいイケメン〜!名前なんていうの?」
琥珀「俺?俺は琥珀だよ〜!teamBのアンダー!
以外とクールでやんちゃな子!」
客2「へ〜そうなんだ〜!」
客1「自分で言っちゃうのw」
琥珀「名前だけでも覚えたってね〜!
あわよくば推しになって〜!」
客3「私絶対推すよ!」
すごい!もうお客さんを虜にしてる!
あの仕事内容しっかり聞いてたんだ!
客2「もう他のお客とは話したの?」
琥珀「ん〜ん、姉さん達がホールじゃ初めて!
俺の最初のお客さんで俺のファン!」
客1「ファン前提だったw」
琥珀「え〜、ダメ〜?(泣)」
客3「私はもう琥珀くん推してるよ!」
客2「ずるい!私も私もー!」
客1「私も推す〜!」
琥珀「ヘヘッ、ありがとうね〜!」
ファンサが上手い!すごいなぁ…
琥珀さんは注文を受けて厨房の方に行った。
真珠「Aちゃん、来てたんだ!」
『あ、真珠さん。』
真珠「ねぇ、あの人誰か知ってる?」
『え?琥珀さんですか?会ってませんでした?』
真珠「いや、会ってない。琥珀っていうんだ…」
…もしかして、琥珀さん…挨拶してない?
真珠「ふーん、ちょっと挨拶してくるね!」
『あ、はい。』
二人とも、仲良くなれるかな?
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彼岸花 - NEO GEOさん» ありがとうございます!実は私も藍ちゃんは推しの中に入っていて、それで書かせてもらいました。後々キャラも増えていく予定なので、ほんとルーズリーフですがよかったら楽しんでいって下さい! (2020年4月15日 21時) (レス) id: 78d72db066 (このIDを非表示/違反報告)
NEO GEO(プロフ) - 読みやすくて、琥珀君のキャラとかもしっかりとしていて、好きです!個人的に藍くんも推しの中に入っているので、同居人って言う設定が美味しかったです。 (2020年4月8日 7時) (レス) id: 94d0f86dbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸花 | 作者ホームページ:http://hgnk
作成日時:2020年3月13日 20時