最強で最狂の黒き星(ブラスタ)

心配したい ページ23

目線:リンドウ

リンドウ「あ、琥珀！」
琥珀「リンドウ！！久しぶり！！」
リンドウ「あの後、具合はいかがですか？」
琥珀「ご覧の通りや！」

スターレスに琥珀戻って来て数日後、
体調もたまに目眩がするくらいになっていた。
治るの速いなぁ…

琥珀「そうか、今の期間中はteamPの公演か。
大丈夫か？なんか姉さん危ないんやろ？」
リンドウ「はい、僕も本当に心配で…
ぼちぼちといった感じです。」
琥珀「ホンマ気ぃ付けろな？大切な家族だろ？
たかが一人されど一人、命こそ最大の宝や。」
リンドウ「そうですね。分かりました。」

なんだか難しいことを知っているなぁ。
なぜか不思議と強く共感する…

琥珀「それに、今病院とここの行ったり来たり
なんだって？最近忙しいからストレス溜まるやろ。
ホールとか公演とか、もしなんか手伝えるなら
いつでも呼んでくれよ？」
リンドウ「本当に心配させてすみません…
でも、これは僕と姉の問題なので…」
琥珀「はぁ？何言ってんの？」
リンドウ「え？」

な、何って…今話してたじゃないか…
姉さんや公演の心配なら大丈夫だって…

琥珀「姉さんの心配はもちのろんやけど、
俺が心配なのは、姉さんとリンドウやで？」
リンドウ「こ、公演とかではなく？」
琥珀「あったり前や！！リンドウ最近
顔色は悪いし集中力切れかけてるし！」
リンドウ「そんなに悪いですか？！」
琥珀「うん、そのせいでメイクが暗く見える。」

この前夜光にも同じ様なこと言われましたー！！

琥珀「リンドウだんだん疲れが目に見えてきてる。
なんと言うか…物理的に。」
リンドウ「物理的にって…そこまで酷いとは…
本当すみません…」
琥珀「謝らんでよ。だって同じキャストだもん！
チームは違うけど、仲間として心配するのは
当たり前やろ？真珠あたりもそう言うと思うで？」
リンドウ「言われました…凄いですね…
なんでもお見通しだなんて…」
琥珀「うん。だから、大変な時は頼ってほしい！
休んでほしいし甘えてほしい！リンドウと俺は
家族みたいなものなんだから心配させてほしい！」
リンドウ「甘えるのはちょっと…琥珀、
ありがとうございます。」
琥珀「そうよ！困ったときは琥珀ちゃんに
お任せ〜！なんでも頼ってごらんなさい！」

フフフッ、なんだか可愛い弟ができた気分ですね。

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