苺王子団体のこと見て行かない?

莉犬くん　〜迷子〜 ページ34

莉犬視点

今、俺は大失態をした。

そう、俺はAとショッピングモールで、

迷子になっている…

電話しようと思っても、ネット環境が悪すぎて使えない…

俺の耳もこの人数だと、なかなか聞き取りづらい…

少し、人気のないところに行けば…いるかも…！？


〜1時間後〜

いない……ここのお店にも…ここのお店にも…

どうしよう……このまま、もし………

……！そんな事今、考えちゃダメだ.…！！

だけど……やっぱ考えちゃう……………

頑張って探さなきゃ！！


〜30分後〜

ﾊｧﾊｧ……

全然、見つかんない………

どうしよう……次はどこのお店を探そう…

……外を探してみるか………


〜10分後〜

人混みが凄すぎて、やっと外に出てた……

外だとそんなに、人がいない……

ﾋﾟｸｯ

今、俺の耳からAの声が…！？

右方向から、聞こえる…！！

行こう！！

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

ここら辺！！

ﾓﾌﾞ1「なぁなぁ…お嬢さん…彼氏いないなら俺とどうだ…？」

『やめてください！！』

ﾓﾌﾞ2「反抗的なお嬢さんだな…連れて帰るぞ。」

り「おい待て…そいつは俺の彼女だ。」

ﾓﾌﾞ1「彼氏か？w何も持ってないけど俺たちに勝てんのか？ww」

り「いや、持ってるさ…(ｶﾁｬｯ)これをね？」

ﾓﾌﾞ2「ひっ！け、拳銃！？に、逃げるぞ！！」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

り「A！！(ｷﾞｭｯ)」

『ごめんなさい！』

り「ううん、手を離した俺が悪いんだ！ごめん！」

『探してくれてありがとう…！それで、その銃ニセモノでしょ？』

り「わかっちゃった？近くのおもちゃ売り場で買ってきた！」

『なんだそれw』

り「今日はもう帰ろうか！」

『うん！今から莉犬くん家で、お泊りデートね！』

り「うん！いいよ！」

〜終〜

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