【ハイキュー】私はただのコンビニ店員なんだが

コンビニ…3日目 ページ5

［3日目］


今日は外もだいぶ涼しい。




で、お客さん一旦切れたから商品並べてたんだけど……







『いつもの10倍ちょー激辛!!ハバネロポテチ!!』





「こんなの買う人いんの…？」








新作ポテチ、めっちゃ辛そう…



ま、私はなんでも食べる雑食人間なんだけどさ。





後でシフト終わりに買ってみるかな…


面白そう。





そう思って立ち上がった時だった。









「うっわこれうまそう！」





突然_______隣にイケメンが座り込んだ。






「うぇっ！」



びっくりして思わず声を上げる。


てかもうちょっと色気のある声あげられねーのか私のノド。






「あ、すみません。」


「い、いやいや！こちらこそ気づかなくてすみません！」





驚いた…


いつ入ってきたんだろ…？ブザー全然聞こえなかった…よね？



すると、イケメンさんはいたずらっ子のような笑みを私に向けた。





「あ、俺、昔から店とか入るときに店員さんに気づかれないように入れるのが自慢なんです」





だからあなたのせいじゃないですよ！、とニッと笑うイケメンさん。


あ、フォローしてくれたんですね…







「……ふふ、変わった特技ですね。」

「でしょ？」





そう笑う姿で、さっきまであった申し訳なさが消えてく。



え、、てかこんなイケメンでフォローも上手いとか…



学校で絶対モテてんだろうなこの人。







「俺辛いもの好きで…。これって新作ですか？」



「あ、はい。」






普通に店員である私に話しかけてくれる。


いやめっちゃコミュ力たっけーな。いい人かよ。




てか私の返事そっけな…。私に分けて欲しいそのコミュ力。






「じゃあこれ買お」


「あ、ありがとうございます」

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