【ハイキュー】私はただのコンビニ店員なんだが

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「すみませーん！」



「………はい。」







どうしましょうどうしましょう




なんて答えるべきなんだこれは






「ちょっと聞きたいんですけどー」





うん、知ってるよ？


君がするであろう質問、実は私知ってるの







「このお店って、フクロウいますか？」







だ か ら





いるわけねーっつってんだろ！！！？？




なんでコンビニにフクロウあるっつー思考回路に至るんだよ！？


一般常識的に考えているわけがないでしょうよ！？






「あ、えっと、すみません。当店では扱っておりません」





うん。はなまるの回答でしょ、これ。

だって事実だし。エース魂くんには悪いが。





「そっかー、やっぱりいないのかー」


「残念だったな」





いつのまにか隣に立っていた中二病君がエース魂くんの肩に手をポンとのせる。


いや、元はと言えば君がいるって言ったんでしょ？？






「え、じゃあじゃあ！この辺りのどこの辺に行けばいるかわかります？」


「え？」







エース魂くんがこちらを見て聞いてきた。

え、私？私にそれ聞く？



だから私フクロウのこととかなんも知らないって。

コンビニにはいないだろうっていう一般常識しか持ってないってば。




でもここで教えないのもなんか感じ悪いしな…




適当に予想言っとこ……








「……………チベット高原あたりとか？」



「ッぶふぉwww」









え


なんで吹き出した中二病くん









「そっか！チベット高原ならいそーだな！」



「はい。高原ですし」



「ありがとな！行ってみる！」



「はい、お気をつけて」








そのまま2人は店を出て行った




中二病くんはずっと爆笑しながら。









最後に店を出て行く直前に聞こえた言葉







「なぁ、チベット高原ってなんだ？」



「お前の頭の上じゃね？ww」








わかってなかったのかよチベット高原。








_________



リ「え、木兎さんと黒尾さんコンビニ行ってきたんですかー？」



日「いいなー！」



リ「俺らも明日アイス買いに行こーぜ！」



日「おう！」








木「へいへいへーいあかーし！俺チベット高原行ってくるから！」



赤「………黒尾さん、どういうことですか？」



黒「俺に聞かないで」




月(あのコンビニ行ったのか…)

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