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野望という名の夢の話Part2 ページ38

Aside

今日は5巻か。

入間「では5巻から始めます
Aも始めて大丈夫?」

A「かまへんよー」

アメリ「う……うム!」

とアメリ様も返事したところで
私と入間様は朗読を始める

______________

A「「……だから、私の夢は
『素敵なお嫁さん』なの」」

アメリ「夢……つまり「野望」のことか!」

入間「そっ、そうですね」

夢=野望…?いや夢≠野望では…?

アメリ「ではここから彼女は邪魔者を
ちぎっては投げちぎっては投げ
いいぞ凛(ヒロイン)!!」

A「さすがに魔界みたいに
物騒やないからちぎっては投げませんよ…」

と言うとアメリ様は投げないのか?
と不思議そうにしていた。
いや投げませんからね普通。

入間「あの、質問なんですけど……
アメリさんは…Aもだけど。
将来の夢とかあるんですか?」

A「アメリ様からどうぞ。」

とアメリ様から話させると考えるように
だけどまっすぐ見つめ

アメリ「私は…悪魔であることに
誇りを持っているし
皆にも悪魔に生まれたことを
誇ってもらいたい。」

アメリ様は前向きで凄く格好よく
私たちを見ながらこう言った。

アメリ「生徒達の質を向上しこの学校を
悪魔たちの憧れの学び舎にしたい。

それが私の野望だ。

卒業したら父の仕事を手伝うが
それまでに為すべきことは決めてある」

入間「へぇっ、すごい…!」

アメリ「ラインスティ、貴様は?」

アメリ様はお前にも質問を
投げかけられたのだから、
お前も答えるべきだという顔をする。

A「そうですね。

私は、ラインスティ家に生まれたことに
誇りを持っています。

幼少期から血の滲むような努力を
積み重ねてきました。

出来ないことが出来るようになる
あの感覚が大好きです。

努力してその姿を褒められることが好きです。

ですが、私は女です。」

そう言った瞬間、アメリ様も入間様も
ピクリと体を揺らした。

A「……歴代最高のメイドと名高い私ですが

以前居た屋敷では女性は非力だから。
など理由をつけられて料理や庭園を
綺麗にするなどの怪我しにくいことしか
させていただけませんでした。

だから、私の野望は

『主人が幸せになること』

『主人が私を必要としてくれること』

『私が主人を護れるほど強くなること』

ですかね」

まっすぐ未来を見据えながらそう答えた

アメリ「……なぁ、ラインスティ」

そうアメリ様に呼ばれた。

野望という名の夢の話Part3→←野望という名の夢の話Part1



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ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年3月8日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
はく - 面白かったです。早く続きが読みたい!更新頑張ってください。 (2020年2月29日 21時) (レス) id: 4d0b20ffc1 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬飴(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます。更新頑張ります! (2020年2月22日 22時) (レス) id: b80e00f55f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2020年2月22日 13時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
百瀬飴(プロフ) - レーナさん» ありがとうございます!気に入ってくれたなら書いているこちらもとても嬉しいです!頑張ります!! (2020年2月12日 22時) (レス) id: b80e00f55f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:百瀬飴 | 作成日時:2020年2月9日 18時

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