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Aside

さて、腕によりをかけましょう。

入間様は食べ物を今まで一日三食、
きちんと食べていなかったせいで
お腹に貯めてしまう性質にあるようなので

A「沢山作りましょうか。
多分50人分あっても足りないかもしれませんが
ラインスティ家の私としては……
やりがいがありますね!!!」

オペラ曰く、この時のAの目は
自分の欲を充たしてくれる人に出会ったような
嬉しそうな顔をしていたらしい。

私とオペラさんだけしかいないが
沢山料理を作り始める。

そして食べ終わった入間様に
私がデザートオペラさんが魔茶を入れる。

入間「こんなにご飯が楽しく
食べられるの初めてで僕、嬉しいです!!」

A「……入間様。
何時でもお申し付け頂ければ間食だって
私たち使用人は作りますよ。


ですから、ここでは我儘の一つや二つ。


全然言ってくださって構いませんよ。


だって、悪魔は『欲』に忠実ですから。」

にこりと笑いかけて言うと
入間様は少し顔を赤らめた後に、


入間「あ、ありがとうございます!!Aさん
そんなこと言ってもらったの
生まれて初めてです…!!」

私は入間様の頭を撫でて

A「まるで弟が出来たみたいで嬉しいです」

ですが、そうですね。

入間様。貴方が魔界に起こす影響は。
きっと、あなたが考えている以上のものです。
それに気がつくのは何時でしょうか。
何かあった時に、貴方を護れるように。

私はテトに上がること(強制)を
受け入れることにしましょう。

だって、私。
貴方が魔王の椅子に座っているところを
見たいって今、思ってしまいました。

ですから、お母様とのお話し合いをしませんと
今はサリバン様の元で働いていますが

入間様専属に移りましょうか。

A「サリバン様。」

サリバン「なんだいAちゃん!!!」

嬉しそうな顔をしてこちらを見る。

私はにこりとした顔でドス黒いオーラを出して

A「やはり入間様専属に移ります。」

サリバン「………………エ」

A「決定事項です。
ここにはいるつもりですが。
入間様専属メイドとして働きましょう。」

サリバン「な、なんでぇぇぇぇぇぇぇ」

A「だって、補佐として。
ならばそうでないと可笑しいでしょう。」

オペラ「私は反対しませんよ。
Aが初めて我儘を言ったのですから。

それに入間様ですし貴方みたいに
自由人で彼女を困らせないでしょうし」

サリバン「一言余計だよ!」

相変わらずです。

入学試験準備→←オペラさんが珍しくお怒り



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ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年3月8日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
はく - 面白かったです。早く続きが読みたい!更新頑張ってください。 (2020年2月29日 21時) (レス) id: 4d0b20ffc1 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬飴(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます。更新頑張ります! (2020年2月22日 22時) (レス) id: b80e00f55f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2020年2月22日 13時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
百瀬飴(プロフ) - レーナさん» ありがとうございます!気に入ってくれたなら書いているこちらもとても嬉しいです!頑張ります!! (2020年2月12日 22時) (レス) id: b80e00f55f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:百瀬飴 | 作成日時:2020年2月9日 18時

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