飛行試験(レース)Part2 ページ29
Aside
羽を使って飛ぶのは久しぶりだけど、
出来ないわけじゃない。
やらないだけ。
風圧が酷かったりするため、
他の悪魔に迷惑をかけないために
私はあまり羽を使わないだけである。
A「……ふぅ……ほな、行きまひょか」
カルエゴ「位置について
よーい、スタート!!!!」
そう言われた瞬間飛んだ。
【Noside】
ラインスティ・Aが4枚羽で先程
飛んだはずなのだが、
誰にも飛んだ時の姿が見えなかった。
いや、もう既に彼女は高台から見える
景色からはもう姿を消していたのだ。
風圧に耐えきったがみな、見えなかったのだ。
カルエゴ「もう行ったか。
一度ゴールに足を運ぶ。
終わったらまた合図をしに来る。
全員そこで待機だ。」
今、カルエゴ先生に言われやっと全員わかった。
彼女はもう既に飛んでいる途中。
そして、ものすごい速さでゴールに
向かっているのだと。
Asideに戻る
金剪の谷は通過しない。
カルエゴ先生、
つまりカルエゴ卿が危険と判断したため、
私もその判断に従っている。
もうすぐゴール。
今までの怪鳥たちなんかは全部
庭の盾(ガーデンシールド)で
ずっと攻撃されないようにしていた。
ので無傷でゴールした。
A「はい、ゴール。
本気出したからすぐに終わったわぁ」
カルエゴ「さすがはランクテト。
金剪谷を通ってないとは言え早いな。
それでは他の奴らの計測を始めるため
私は一度スタート位置に戻る。
ここにまた戻ってくるラインスティ。
茶の用意をしてくれ。」
A「はい。それではまた後ほど。」
と了承するとカルエゴ卿は飛び立った。
茶の用意……さて、暇ですし
魔鞄からお湯、ティーカップ、ティーポット
茶葉を取り出して
さて、クラス全員の分をお作りしませんと。
私はそこまで時間もかかっていませんし
喉は渇いていませんから、
私の分はいらないですしとりあえず先に
カルエゴ先生の分をお作りしましょう。
ラインスティ家として、
最高の魔茶をお作りしませんと。
【数分後】
カルエゴ「…ラインスティ、
用意しているとは思うが魔茶を貰えるか」
A「ご用意してあります。
どうぞ、茶菓子もありますのでお好きな物を。」
カルエゴ先生と私は
ここにクラスメイトが来るまで
待たなければならないので
全員ゴールするにしても暇なのだ。
と、誰か来た。
アス「ラインスティ様!!」
クララ「Aちー!」
1番目と2番目はアズ君と、
アズ君の背中に乗ったクララだ。
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ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年3月8日 19時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
はく - 面白かったです。早く続きが読みたい!更新頑張ってください。 (2020年2月29日 21時) (レス) id: 4d0b20ffc1 (このIDを非表示/違反報告)
百瀬飴(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます。更新頑張ります! (2020年2月22日 22時) (レス) id: b80e00f55f (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2020年2月22日 13時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
百瀬飴(プロフ) - レーナさん» ありがとうございます!気に入ってくれたなら書いているこちらもとても嬉しいです!頑張ります!! (2020年2月12日 22時) (レス) id: b80e00f55f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:百瀬飴 | 作成日時:2020年2月9日 18時