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『夕焼けきれいだね〜』
「そーだね」
他愛もない会話ですらなんだかくすぐったいような、照れちゃうような、そんな気がして、もっと素直になれなくなりそうな俺がいる。
『ねぇ』
「うん？」
『ちょっと変わったこと、していい？』
「え？」
俺はそっと重ねた手を離して立ち上がり思いっきり息を吸う
『慎太郎事が、大嫌いー！！！』
少し声が裏返ったのは内緒、思いっきり叫んだせいで少し息が荒い。
「…え？」
『慎太郎大嫌いだって海に叫んだら慎太郎大好きだけ残ってくれないかな、って』
『慎太郎の事、嫌いになりたくないし、嫌いになる予定ないから今ここで全部だそう…かなっ…て…』
言ってて恥ずかしくなってきた。
誰も海辺にいないことが唯一の救い。
「…北斗」
そう俺のこと呼ぶと彼は大きな声で
「大嫌い！！」
座った俺の目を見て
「…こうしたら、お互いもう大嫌いなんて無くなったよ？…大好きしか残ってない。」
…そんなの言われたら照れちゃう。
でも、言わなきゃ！
『…俺もずっと慎太郎大好きだよ！』
真っ赤になった慎太郎を見てもうほんと可愛くてもっといたずらしちゃいそう。
「…俺も。もう暗くなるし帰ろ？」
『うん！』
そっと手を繋いだら、慎太郎もギュッと握り返してくれてここから好きがもっと伝われば良いのに、なんて俺らしくない事を思ったのは海辺で叫んだことで恋人らしく進展したからだと思う。
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ky930(プロフ) - (すみません、続きです。)私は特にゆごじぇの遠距離恋愛のお話が特に好きです。続きが気になり過ぎてるのですがもう更新される予定はありませんか？もしこの感想が愛萌。さんの目にとまり、続きを楽しみにしている者がいる事を伝える事ができれば。と投稿しました (8月14日 23時) (
レス) id: f4ea61e74b (このIDを非表示/違反報告)
ky930(プロフ) - 初めまして。最近SixTONESファンになり、このサイトや他の小説制作アプリでスト関連の小説を読み漁ってる者です。愛萌。さんの作品本日初めて読みました。最初に長編、そして短編、中編と読みました。 (8月14日 23時) (レス) id: f4ea61e74b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛萌 | 作成日時：2022年1月3日 22時
