ある夏の暑い日 ページ6
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気持ち悪いかもしれん
そう思った時には もう遅かったのかもしれない
まだ7月が始まったばかりだと言うのに 酷暑という言葉が似合う天気で それに比例するように街の人たちの格好も大胆になっていく
そんな日の撮影は本当に大変
地獄のような汗をかいて メイクは落ちるしベタベタになるしもうダメ。暑すぎるのだ
それでも 今日は自分が提案した企画だし なんせ水を使う企画だし少しは涼しくなるだろうと思っていた
だけど 目的地である公園につくと なんだか足元がふらつく。
嫌な予感がした。 しかしそれはヒールがあるサンダルのせいにして 見ないふりをした
今日は久々にオールメンバー揃っている。迷惑はかけられない
「A〜はじめるよ〜｣
『はーい今行きまーす』
そういって 小走りでてつやの背を追いかける
＿＿＿＿＿おっと、危ない、
意識がふわっとして 視界が一気に見えなくなった。
立っていられない
「A！｣
てつやの焦った声が聞こえる。あぁだめだ また迷惑かけちゃう
大丈夫、大丈夫 とゆっくりと立ち上がったけど、やっぱりダメだった
そのまま 意識を失ってしまったみたいだった。
・
ハッと 目を覚ました。
メンバーが私を覗き込んでいて ビクッとしてしまう
「あ、起きた」
「どう？体調」
わたしはいつの間にか 日陰のベンチで りょうくんの膝の上で寝ていた。 きっと運んでくれたんだろう
『わ、ごめん寝てた。 撮影しよ』
私がそういうと皆が顔をしかめた。
まだ少し頭がガンガンして 気持ちが悪い
「バカか！休め！｣
てつやが私の頭をやさしく叩いた それに賛同するように「やっぱ今日は暑すぎるもんなー無茶した」と虫さんが言った
「はい、飲める？」
『え、あ、うん』
「あれとしみついつの間に｣
『ありがとう、』
経口補水液の様なジュースを渡すとしみつ。こんな時にまでも 意識してしまう。 りょうくんが「いつの間に買ってきたの」と聞くと「そこの自販」とぶっきらぼうに言った
その後は みんなに優しく看病されて そのまま帰宅、
本当に申し訳ない事をしちゃったなぁって思いながら歩いていたら しばゆーと話していたてつやが私の隣に来た
「実はA 自分の体調悪いのに気づいてたでしょ？｣
『え？』
「我慢しないで言ってよー！らしくないなぁ」
『だって今日みんな揃う日だったし』
「バカタレ」
そう言って私の頭をさっきより少し強めに叩いた
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まりこ - 移行まだですかー！笑笑 ずっとまってます… (2019年3月12日 2時) (
レス) id: 433cc2ff51 (このIDを非表示/違反報告)
タルヒ(プロフ) - このゆったりとした雰囲気すごく好きです！主人公が謙虚なのも好感！更新楽しみです。頑張って下さい！ (2018年12月23日 10時) (レス) id: d9b43e6eea (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - コメント失礼します！続編ありがとうございます！とても楽しみにしてました^ ^ (2018年12月9日 0時) (レス) id: 3c35cfd113 (このIDを非表示/違反報告)
みずれ - コメント失礼します！いつも楽しく読ませていただいています。そして、あっていたらすみませんが、「私たちの高校時代」のお話で、てつやの元カレになってしまっています。m(__)mあっていたらすみません！これからも更新楽しみにしています！ (2018年9月30日 12時) (レス) id: a68df7c0fe (このIDを非表示/違反報告)
菖蒲 - 初コメ失礼します！とても面白くきつもキュンキュンさせてもらっています！(小並感)これからも更新楽しみに待っています！ (2018年8月28日 17時) (レス) id: 07dc2dc5de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぁちゃる | 作成日時：2018年7月20日 23時
