怖いんだってば【東海オンエア】

遅刻魔としみつ ページ4

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AM 10:00



この日はしばゆー以外のメンバーで撮影の日で
いつも通り10:00にてつやの家集合だった。



いつもなら9時に家を出て 10分前くらいに着くんだけど 今日は事故があったらしく道路が思い通りに進まず、
結局家に着いたのは ギリギリの10:00




「おはよ 今日ギリじゃん珍しい」
『おはよう なんか事故があったらしくて』



バットタイミングだね と爽やかに笑うりょうくん
集合時間に関しては あまり遅刻をした事がない私に絶大な信頼を置いている。

だからそのプレッシャーがいい意味で遅刻をしない理由にもなったりする。



リビングには ソファにグダァっとなったゆめまる、牛乳を飲むてつや、パソコンを開く虫さん そして私とりょうくん。



「としくんはまた遅刻ですね」
「サブチャン回しますか」


そう言って虫さんは慣れた手つきで録画ボタンを押した。




てつや・しばゆー・としみつは 昔から生粋の遅刻魔で 何度となくりょうくんや虫さんに怒られているが全く効果は ない。



てつややしばゆーは どちらかと言えば カメラが回り始めればプロ意識でどうにかなる。

しかし問題はとしみつだ。



遅刻してしまった、という罪の意識からか テンションが下がり暗くなる


そんな時のとしみつの扱いに メンバーは慣れているけど わたしはどうしたらいいのか分からず黙り込んでしまう



「テンション0.100をお借りしましょう」
「お借りしよう」


りょうくんと虫さんがそう楽しそうにいうと 「人の超大型企画を罰ゲームに」とてつやが笑った。



「じゃあここは間をとってAが｣
『え 私が言うの？』
「丁度いいもん A」
『...まかせろー！』



そういって虫さんが私にカメラを渡す



こういう時に断れない性格はとても損

罰ゲームにはご用心→←後には引けないノダ

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