主(女)が、おじさんたちとﾜﾁｬﾜﾁｬするだけ。

正直、緊張する ページ27

ﾓﾌﾞ「？社長が甘いもの食べるなんて、珍しいですね。」

加「いえ、人から貰ったものなので。」

ﾓﾌﾞ「へぇ。知ってますか？誰かにキャンディを送る意味。」

加「意味？そんなものあるんですか？」

ﾓﾌﾞ「はい。キャンディには、あなたが好き、ずっと一緒にいたいって意味があるんですよ。」

加「っ…///！！ｺﾞﾎｯ!!」ｶﾞﾘｯ

噎せた反動で飴を噛み砕いてしまう。

ﾓﾌﾞ「…もしかして、それを社長にあげたのって、社長が気になっている……」

加「違いますよっ！ただの友人です！」

ﾓﾌﾞ「はい、そういうことにしておきますよ。」

そういってニコニコしている。

加「あなたねぇ……///！！」

ﾓﾌﾞ「大丈夫ですよ、僕も精一杯応援しますので！」

加「っ…///！…そういえば！私、今度、有給とろうと思うんですけど、仕事任せても大丈夫ですかね？」

ﾓﾌﾞ「はい、もちろんです。あ、最近必死に夜中まで働いてると思ったら、休みをとろうとしてたんですね。」

加「まぁ……」

ﾓﾌﾞ「デートでしたら、いい場所教えられますよ！」

加「だーかーらぁ…っ！」

ﾓﾌﾞ「すいません、正直、調子乗りました…！」

加「もう…！！」

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笠見マコトside

やってきてしまいました。

あの優しい人とデート…(お互いを労うためのお出掛け)

事前にLINEを交換しておいたから、誰があの人か分かるはず！

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集合場所に到着！どんな服来てるー？ちなみに私は、赤色のロングスカートとブラウンのコートだよ〜

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すぐ既読が付いた。

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了解です。黒っぽいセーターにロングコートです。茶髪なので分かりやすいかと…

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どこだ〜？

キョロキョロしながら、茶髪のロングコートの男性を探す。

正直、緊張してきた……

どうしよう、これで中肉中背のハゲあがったおじさんだったら…

いや、見た目で決めるのは良くないぞ、笠見マコト！

優しい人なんだからいいだろ、おじさんでも！

ﾁｬﾗｵ「ねぇ、お姉さん！」

『？』

ﾁｬﾗｵ「ちょっと俺とお茶しない？」

金髪のチャラ男…あの人じゃないな。

ナンパか…平日の昼間から暇だなぁ…

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今回もご覧いただきありがとうございました。
やっと、直接の会話の機会が訪れました！！
加賀美社長をあんまり見ないので、口調曖昧です…

正直、びっくり→←正直、楽しみ

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