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｢よかったな｣
｢？？
何故……｣
狼狽える私に、にやりと不敵に笑うリボーンさん。
｢お前は常に独りでいるからな。
本当は独りが嫌いなクセに、歯ぁ食いしばって嫌いな武器持って望まない力を奮う……大事なヤツらのために｣
なにもかもお見通し、ということらしい。
ほんと、この人には一生敵わないな
思わず笑みがこぼれてしまった。
｢…本当はこんなふうに戦ったりするのは、今も嫌なんです。
未来になんて、来たくなかった｣
｢だろうな｣
｢……なのに、また未来に来てしまった｣
ぎゅっとサーベルの柄を握り締める。
本当に、何故ここに来てしまったのだろう？
私は平穏な日々に戻りたかった。
誰かを失う喪失感と深い哀しみを味わうことのない、静かな日常に。
｢未来の自分はイタリアに行こうとしていた所を殺されたんだそうです。
部屋に私宛の遺書がありました。
……とても腹ただしい内容の｣
｢腹ただしい？｣
リボーンさんの問いに苦笑しながら頷いてみせる。
昔のなにもできない自分と重なったからだと思う。
何故、もっと生きようと思わなかったのか。
もうとっくに独りではなくなっていたことを、彼女は知るべきだったのに。
｢けれどあの手紙を読まなければ、私は本当の覚悟ができなかったかもしれません。
────誰かを守るために戦う覚悟を｣
｢！
そうか……｣
｢正直思うところがあって、行いが拙いかもしれませんけれど…沢田たちの力になりたい。
少なくとも……そう思っています｣
珍しく驚いた顔をする彼に今度こそは、と満面の笑みをむけた。
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咲夜 - なので更新頑張ってください！ (2017年9月27日 7時) (
レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - なんと......嬉しい限りです！ありがとうございます！テストよりこっち優先にしたいぐらいです！ (2017年9月27日 7時) (レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
とうか(プロフ) - この小説大好きです☆これからも更新頑張ってください☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆応援してます (2017年9月26日 0時) (レス) id: 9297054df9 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - ありがとございます！嬉しいです！ (2017年9月19日 0時) (レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜(べにお)(プロフ) - 咲夜さん» できる時に更新しておきたくて…(苦笑)今日は更新しませんが、毎回2~3話追加のペースで進めていきたいと考えてます (2017年9月18日 18時) (レス) id: b79b33c03b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡 | 作成日時：2017年8月28日 22時
