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────リボーンside
今日から俺と山本と修行することになったA。
ジャンニーニと修行していた分を含めて、どの程度動けるか……まずは確かめてみねーとな。
｢山本、アイツは手本だ。
動きをよく見とけよ｣
｢手本……？｣
首を傾げながらも頷いた山本を部屋の隅へ下がらせ、開始の合図を出させる。
｢はじめ！｣
それと同時に、ペイント弾を足元に撃ち込む。
それをかわし、真っ白な死ぬ気丸を口に含んだAの纏う空気が────変わった。
リング戦で見せた白銀の瞳にこちらを分析しようとする冷静さと共に、好戦的な意志が宿る。
急所を狙ってペイント弾を撃つが、全て最低限の動きで避けられた。
匣兵器を出して指示を飛ばしながらも、俺から目を離さない。
一瞬の隙を狙いながら動きは徐々に加速している。
急所に飛んでくるペイント弾をサーベルで斬り捨てるが、生憎肩が無防備だ。
容赦なく肩に乗る匣兵器を撃ち落とす。
だが、Aの目に動揺はひと欠片もない。
一瞬のアイコンタクトだけで連携プレーをやってのけ。
いつの間に盗んだのかスクアーロの技を使ってみせた。
力が弱ぇが、速さだけなら軽々スクアーロを越すだろう。
撃ったペイント弾を撃ち返すが、Aの動きは止まらない。
俺は攻撃してきた匣兵器を撃ち落とし、強制的に匣に戻す。
そして僅か2、3ｍほどの距離にいたAに狙いを定めて引き金を引く…が。
もうひとつの匣兵器に視界と動きを遮られる。
｢…おあいこですか｣
ぴたりと喉元に当てられた刃の先で、Aがゆっくりと目を細めた。
銃口を至近距離で向けられてなお、こちらの隙を狙うその様はまるで闇夜に紛れ獲物を狙う梟のよう。
普段纏っている自然に溶け込むほど静かな空気とは全く異なり、獰猛さが含まれている。
｢詰めが甘ぇな。
だが、俺じゃなかったら仕留めてたぞ｣
｢……貴方には一生勝てませんから、仕留めるか否かの基準がわかりません｣
死ぬ気モードが解けたAが苦笑しつつ、匣を拾い上げる。
……14歳でこの強さか、末恐ろしいな
サーベルをおさめ、困ったように微笑むAとあの男の顔が僅かに重なった。
────リボーンside･終了
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咲夜 - なので更新頑張ってください！ (2017年9月27日 7時) (
レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - なんと......嬉しい限りです！ありがとうございます！テストよりこっち優先にしたいぐらいです！ (2017年9月27日 7時) (レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
とうか(プロフ) - この小説大好きです☆これからも更新頑張ってください☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆応援してます (2017年9月26日 0時) (レス) id: 9297054df9 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - ありがとございます！嬉しいです！ (2017年9月19日 0時) (レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜(べにお)(プロフ) - 咲夜さん» できる時に更新しておきたくて…(苦笑)今日は更新しませんが、毎回2~3話追加のペースで進めていきたいと考えてます (2017年9月18日 18時) (レス) id: b79b33c03b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡 | 作成日時：2017年8月28日 22時
