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ガキイィインッ！
翌日、地下のトレーニングルームにて。
私はホログラムである10年後のスクアーロと剣を交えていた。
初めは剣の速さに追いつけず、傷を増やしてばかりで炎にも頼りきりだったが。
｢……所詮はホログラム。
本物には程遠いっ！｣
鍔迫り合いとなり、力を込めて押し返していたサーベルを握る手を緩める。
案の定、体勢を崩したスクアーロの鳩尾を殴ってしゃがんだところを側頭部を狙って回し蹴り。
蹴り飛ばされたスクアーロは霧のように消えていった……休憩の時間だ。
死ぬ気丸の効果もちょうど解け、セツをしまってその場に座り込んだ。
｢はぁ……ホログラムとはいえ、流石にスクアーロさんの相手は疲れる……｣
＜お身体の具合はいかがですか、杠さん！＞
｢ちょっと疲れたけれど大丈夫……。
それよりジャンニーニ、システムの方はどう？｣
＜言われた通り、データの更新とシステムエラーの解消を進めましたところ、問題はなさそうです＞
｢ならよかった。
今日はそこまでで良いから｣
＜！？
で、ですが…修行の方は大丈夫なのですか？＞
｢ジャンニーニもやることあるでしょ。
あとはいつものやり方を少し弄った修行するだけだから、もう今日はシステムは使わない｣
と、ちょうど言い終わったところで解除された入口とエレベーターの扉が開いた。
｢あっ、Aちゃん……！
やっぱりここにいたんだ！｣
｢……沢田｣
入ってきたのはどうやら沢田だけのようだ。
立ち上がって砂埃を払い、刃がむき出しのサーベルを鞘に納める。
｢ってなんでボロボロなのー！？｣
こちらに近付いてきて怪我をしているのに気づいたのか、彼は久々のツッコミをしながら飛び上がった。
｢……さっきジャンニーニとシステムを使って修行してたから。
もう終わったけれど｣
ついでに｢ちなみに彼はもういない、別ルートのエレベーターで先に上がった｣と付け足す。
｢そ、そっか……。
Aちゃんはこれからどうするの？｣
｢ここで自己トレしたあと、寝る｣
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咲夜 - なので更新頑張ってください！ (2017年9月27日 7時) (
レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - なんと......嬉しい限りです！ありがとうございます！テストよりこっち優先にしたいぐらいです！ (2017年9月27日 7時) (レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
とうか(プロフ) - この小説大好きです☆これからも更新頑張ってください☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆応援してます (2017年9月26日 0時) (レス) id: 9297054df9 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - ありがとございます！嬉しいです！ (2017年9月19日 0時) (レス) id: c457f737d3 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜(べにお)(プロフ) - 咲夜さん» できる時に更新しておきたくて…(苦笑)今日は更新しませんが、毎回2~3話追加のペースで進めていきたいと考えてます (2017年9月18日 18時) (レス) id: b79b33c03b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡 | 作成日時：2017年8月28日 22時
