男裝少女は歌舞伎町へ！【銀魂】 (ページ4)

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万3 ページ4

新八「銀さ～ん、銀さんの知り合いらしき人が来ていますよ～」

新八は万事屋のオーナー銀時に少女を紹介する

銀時「あ？・・・誰？」

暁月「あ、包帯外さねぇとわかんねぇか」

暁月璃亜は馴れた手つきで包帯を取る

銀時「！？・・・ぇ・・・なんで・・・ちょ」

銀時は相当驚いたらしい言葉を詰まらせている

暁月「改めて暁月璃亜だ！よろしく！」

銀時「ふぁ！？えー・・・し、新八席外せ」

新八は戸惑いながらもはい！と返事し出ていった

銀時「えー、り、璃亜？ほ、本物？」

暁月「あぁ！本物だぜ？」

銀時「・・・ど、どこ行ってたんだよっ・・・ヅラも高杉も辰馬も・・・心配・・・してたんだぞ？」

銀時は何時になく泣きそうな顔をしている

暁月は少し顔を歪め

暁月「じゃあ少し昔話をしようか・・・攘夷戦争の後・・・俺は、怖くて逃げ出したんだ・・・でも俺は男に拾われた・・・そこまでは良かったんだ、男は俺に優しくしてくれたんだ・・・でもその男は強盗に殺られんだよ」

璃亜は途切れ途切れに言葉を発した

銀時は驚いているが黙って聞いていた

暁月「俺はびっくりしたよ、だって数時間前まで一緒に喋ってた男が血まみれになって倒れていたんだ、俺は精神的に辛くなってその場所を離れた、その後は各地を旅していたよ、で、銀時がここに居ることが分かって・・・ここ、歌舞伎町に来たんだ」

璃亜の顔は髪で隠れて見えないが声が泣きそうだ

銀時「そうか・・・璃亜、がんばったな」

銀時は微笑み璃亜の頭に手を乗せた

暁月「へへっ！銀時には敵わねぇや」

璃亜は嬉しそうに笑いながらことばを発した

??「ただいまアル～」

??「ワンっ！」

銀時「おぉ！帰ってきたかちょうどよかった」

??「銀ちゃ～ん・・・ん？その人誰アルか？」