炎帝の若城主の段・其ノ肆 ページ41
厨「…私は、カエンタケの諜者隊の人間です。
この学園に来た時に使った術は、カエンタケに伝わる秘伝の薬をアレンジしたものを使った、ねこだましです。」
真「へー、そうなんや。今度教えろ」
厨「作ったのは私じゃないから知らないわ。
で、日々をカエンタケで過ごしてたわけなんだけど…」
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私が任務に失敗したことで、隊でのヘイトが高まったんです。
勿論信頼してくれる仲間もいましたが、なんのせ人が多いので…城主にチクられるのもそう遠くない話、そんな状態だったんです。
城主の名は、香円竹 炎左衛門葬助。齢はまだ26。
…そんなある日、私は城主に呼び出しされたんです。
炎「天愛厨よ、お前は影舞蝶奪還の任務を盛大に失敗したそうだな。」
城主は高圧的だから、みんな怖くて逆らえないんです。
炎「一通り考えてみた結果、お前を火炙りにすることにした。」
もちろんそんなの嫌ですからね。
ちゃんと抵抗はしました。「挽回のチャンスを」ってね。
でもそれは無駄に、一刻後には丸太に括り付けられて、見せしめにされたんです。
まぁなんやかんやあって火がついてさぁ死ぬぞーって時、
厨「業平真助、あんたに似たやつが近くを通ったの。」
真「へぇ〜。」
厨「ねぇ、話聞いてんの？横の…えぇっと、」
タ「斉藤タカ丸だよ！」
厨「…斉藤だって聞いてるじゃない。」
真「きいてるってば！」
厨「…話戻すわね。」
厨「カエンタケって、影舞蝶つまりあんたを探してるわけさ。理由は分からない。だから、みんな一斉に捕らえようとするわけ。だから私の処刑は中止、と言っても焼いてる途中だからさ。燃えて縄がちぎれたのを確認して直ぐに、走ってここまで来て、あんたひいてはこの学園のもの達に危険を伝えに来たの。ちなみにカエンタケが燃えたのは腹いせに私が全力で燃やしたから。」
タ「アレ君のせいだったの！？そうなんだ〜」
真「でもそれ冷静に考えたら結構やばくない？
ちょっとみんなと話し合いだな」
厨「…え、この内容をもう一回はしんどいんだけど」
真、タ「「我慢しろ」」
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柚子川まこ(プロフ) - 次の更新楽しみにしててください、、、！ (2021年5月24日 22時) (
レス) id: b5d70c4674 (このIDを非表示/違反報告)
柚子川まこ(プロフ) - 白狐さん» 最近部活が長くて、、、大変です、、、 (2021年5月24日 22時) (レス) id: b5d70c4674 (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - ゆっくりでも楽しみに更新待ってます！ 中学生って案外忙しいですよね... わかります... (2021年5月23日 20時) (レス) id: d19a121be2 (このIDを非表示/違反報告)
柚子川まこ(プロフ) - 白狐さん» コメントありがとうございます！リアルで結構忙しいので、土日のうちに更新出来たらなと思っています！ (2021年5月21日 21時) (レス) id: 2d32f31699 (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - とても面白いです！ 続き待ってます！ (2021年5月20日 19時) (レス) id: d19a121be2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚子川まこ | 作成日時：2021年1月17日 17時
