49.不安視する人【JS】 ページ3
.
SG「あ、ヒョン！」
JH「んー？」
SG「MIANさんに、新曲良かったです！って言っておいて！！」
JH「あ〜、スングァナ聞いたの？分かった〜」
スングァナがメイク中のジョンハナに、鏡越しで声をかける。
最近、ジョンハナがよく連絡を取るようになったMIANさんの新曲の感想だった。
ジョンハナ曰く、セルカも送られてくることもあるし、飲み物や料理の写真も送られてくるらしい。
意外にもサッパリとした人だと思うから気さくに返事をしていると言っていた。
それをメンバーに話してきた時は本当に驚いた。
スングァナとドギョマとミンギュは特にうるさかったかな。
クプスは、何だか納得してそうで不満そうな顔で見てたっけ。
ジュニやホシ、ディノは本当に不思議そうに、理解できないといった表情で、色々と聞いていた。
SC「おい、頼む、頼むから記事にならないでくれ」
JH「ハハハ」
おい！怖いだろその笑い方！と指差すクプス。
今日のことを心配してるんだろうな。
今日は音楽番組の収録だから。
もちろん近いタイミングでカムバしたMIANさんたちのグループも出演する。
だから、最近連絡を取り始めたジョンハナたちを不安視してる。
正直に言って、確かに僕も、MIANさんは不安だ。
JS「ジョンハナ、一回噂を否定してるんだから、これで連絡取ってるなんてバレたら、結構大変だよ」
JH「分かってるよ。大丈夫直接話すことはないから」
でも、この日の撮影終わり際、１位が決まると、本来は簡単に挨拶をしてステージからはけていくものなのに、
MI「ジョンハンさんっ」
JH「え？」
しっかり声を掛けてきたMIANさん。
ジョンハナは本当に話すつもりなかったからか、驚いているようだった。
話続けようとするMIANさんから引き離すように、ジョンハナの腕を引っ張った。
JH「うわ、シュア、ありがと」
JS「うん、今度奢りね」
僕は、このグループが大好きだ。
メンバーが大好きだ。
これは、ジョンハナが選ぶことだけど、
僕は、
最近、寂しそうな顔をしてる友達へのアドバイスだよ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 324人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Akubi | 作成日時：2023年3月9日 11時
