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フロント作業に戻ると食事処でユナちゃと北山さんの姿が見えた



北山さんはユナちゃんの話を聞きながら時折私を見るのできっとさっきの件だろう





どんなこと言われるかな…
ダメって言われちゃうかな…






玉「Aサン…何があったのか知りませんけど顔に出過ぎですよ 暗黒オーラやめて下さい」



「えっ、ごめん」


玉「あまり特定の客に深入りしない方がいいんじゃないですか?」




「………ですよね…」



そんなんわかってるっての。
でも、でもと心のどこかが私を突き動かす…


いらっしゃいませと爽やかに来客対応する玉ちゃんの肩越しにユナちゃんが来た






ユナちゃんがチラッと玉ちゃんを見てちょっとモジモジ

フフッ可愛らしい






「ユナちゃん、どうだった?」

カウンター脇でこっそり声をかけると、ユナちゃんも私にコソッとお父さんいいって!と告げた






二人で見合わせてニッコリしちゃった


ユナちゃんも嬉しそうで私も嬉しい



ユナ「Aちゃん、玉ちゃんも一緒がいい…」


「えっ…玉ちゃん?」

こっそりと告げられたが視線が玉ちゃんへ向かってしまった
それに気付いた玉ちゃんと目が合うがプイッとされてしまった


「えっと…どうかな?」


ユナ「Aちゃんから誘って!お願いっ」



「後でこっそり聞いてみるね。でも玉ちゃんの終わる時間遅いかもしれないの無理だったらごめんね」


そう言うとさっきまでのキラキラ笑顔から一変どんより…わかったと頷いて北山さんの元に戻って行った








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作者名:みぃ | 作成日時:2017年10月16日 12時

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