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あれから4か月、週1、2のペースで入浴に来るユナちゃんとお父サン…北山さんというらしい。カタブツの余り心開かない横店が早々すっかり仲良くなってて驚いたのを今でも覚えてる
ユナちゃんもだいぶスタッフに懐いてて最近は食事処で玉ちゃんとちょっかい出して遊んでたりする
今日も入浴後に食事処で夕食も食べて帰るみたい
北「ここの飯何食べても美味いわ〰‼ほんと早く教えて欲しかったわ〜」
食券を買いながら話しかけてくれる北山さん
「フフッ 横尾店長のご飯美味しいですよね。あんかけオムライス食べました?私のオススメです!」
北「まだ食べてない!そんなメニューあった?俺定食ばっかかも」
「ユナちゃんが好きそうなお子様向けな味付けですよ!」
玉「そんなAサンも舌がお子様…」
後ろからボソッっと酷いこと言ってくる玉ちゃん
「ぅおい!玉ちゃん!味覚バカは横店のお陰でだいぶ治ってきたのっ!」
玉「そぅいえばこの前牛丼に七味大量にっ…ハハッ」
堪えきれなくて思い出し笑いしながらユナちゃんとこ行っちゃった
もぉ〰北山さんの前で恥ずかしい!
北「もしかして七味の蓋がポロパターン?」
「…‼」
「な、なぜそれを…」
北「あー、俺もやった事ある…から?」
「…!」
北「おっちょこちょいだね…俺たち」
ちょっと照れたように鼻に手を添えて笑う北山さん
キュ、キュン
………………え。
キュン?
キュン??
キュンーーー⁉
わーぃまぃはぁーーーとぅ‼
(Why my heart)
ドキドキし過ぎてもう北山さん見れない…
北山さんがプッと吹き出すから思わず顔上げたら
北「顔真っ赤、ゆでダコみたい」
とびきり優しい笑顔でそう言い残して食事処へ行ってしまった
何、あの破壊力〰‼
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作者名:みぃ | 作成日時:2017年10月16日 12時