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ユナ「Aちゃん…?」



「あ、ユナちゃん、起きた?体調どうかな?」



ユナ「……もう痛くない…」



「よかった〜温かい飲み物飲む?」



コクンと頷くと一緒にリビングへ降りた




いつもより少し静かなユナちゃんに手伝って貰いながらココアを作ってソファに腰掛ける






ユナちゃんもふーふーしながら飲んでてかわいい


「はぁ〜温まるねっ」



ユナ「Aちゃん、今日銭湯おやすみなの?」


「ううん、お仕事3時までだったの」


ユナ「ふぅん、お父さんに頼まれたの?」


「ユナちゃんが心配だったから見てていいですかってお父さんに頼んだんだよ」


ユナ「………」



突然の質問の後黙ったユナちゃん


「ぁ…ごめん、迷惑だったかな」




そう言うとブンブン頭を横に振るユナちゃん


ユナ「起きたときAちゃんがいてうれしかった」




お父さん会社ばっかだから…と小さく呟いた








お母さんが亡くなって北山さんだけでなくユナちゃんも寂しい思いをしているんだと胸が痛む



私でも何かできることはないか北山さんに相談してみようかな…


赤の他人がそんなこと言ったら図々しいかな……






〜♪


北山さん今から帰ります。ユナどう?





「あ、お父さんもうすぐ帰ってくるって、ユナちゃんの心配してるよ」



そう言うと嬉しそうにはにかむユナちゃん



体調も回復して、リビングで一緒にココア飲んでるのをラインしてリビングのカーテンを閉めた




「あったかくして待ってようね」





ブランケットをユナちゃんにかけてあげるとAちゃんもと一緒にいれてくれた



二人でひっついてぬくぬく

ユナ「Aちゃんあったかいね」

「ユナちゃんのがあったかいよ」

二人で笑ってこの温かい時間にずっといたくてゆっくり目を閉じた




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作者名:みぃ | 作成日時:2017年10月16日 12時

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