黄色少年が11人 ページ12
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先日黒子っちのいる誠凛との練習試合を終え(コミックス1巻のとは違う)、毎度のように朝は女の子たちに囲まれる。
……正直、今日は朝練したかった………。
練習試合があったこともあり、今日月曜日は朝練がなくなったのである。
「あっ、黄瀬くん!おはよぉ!」
「ああ、おはよっス!」
そこら辺の女子は笑顔を見せれば頬を染め、うっとりとした表情をする。
___まあ、女の子は可愛いけど、なんかなぁ……………。
気づいたら、オレの周りに女子が群がっていて。
うわ、いつの間に増えたんだよ。
そう思いつつも営業モードに切り替える。
「みんなおはよっス!朝から元気っスねー」
と、ニコリと笑って見せた。
キャーーーー!!なんて黄色い歓声を浴びて、ふと前を向くと遠方に一人の女子。
中学のバスケ部マネージャーだった桃っちみたいなピンクの瞳にミディアムくらいの長さの黒髪をポニーテールにした彼女はこちらを疎ましそうに見、そして覚悟を決めたようにこっちに近づいて、女子たちを掻き分け職員玄関へと向かっていった。
彼女に惹かれるように、オレはあの子に興味か湧いた。しばらくぼーっとしていると、
「黄瀬くん、そろそろ行かないとセンセーに怒られちゃうよ?」
一人の女子に指摘され、ハッと意識が戻る。
「そっスね!ごめんね、ちょっとぼーっとしてて!」
………とりあえず教室に行こう。
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裏樋 - 面白いですね!!頑張って更新してください!! (2019年11月14日 16時) (レス) id: 2f0207181c (このIDを非表示/違反報告)
沖司美夜(プロフ) - ねむねむさん» こんにちは、コメントありがとうございます。読んで頂いて、面白いと言っていただき感動で色々とヤバいです(語彙力の欠如)気分屋ののんびりとした更新ペースですがこれからも読んでいただけると嬉しいです。( ´ω` ) (2017年11月26日 11時) (レス) id: bf4ebf6ea6 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむ - 面白いです。応援してます。更新頑張って下さい! (2017年11月23日 17時) (レス) id: 7ee805d977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美夜 | 作成日時:2017年8月9日 22時