中一の頃は・・・ ページ4
僕夜空は二人の友達がいた。一人は家が向かいでとても優しく気を使ってくれていた花沢まみ。もう一人は元気で活発まさにいるだけで元気が貰えそうな綾瀬楓。二人は仲良しで僕がまるで邪魔者みたいに思えたこともある。縁を切ったのは綾瀬楓の方だ。中学生になってはじめての冬を迎えた時僕は馬鹿なことをした。この時の決断が間違っているのかはわからない。でも、喧嘩の原因はすべて僕の責任だ。そのきっかけは登校中の出来事だ。中一になって新しい友達ができた。のんびり屋で僕と同じ本好きの加藤瑠奈だ。僕達はバラバラのクラスになった。僕は一組でまみと楓は七組、瑠奈は四組だ。休憩の時間に他のクラスに行けそうだったが一組〜四組は三階、五組〜八組は四階だったので難しいし、僕は他のクラスに行くような性格ではなかった。むしろ部活で全員揃ったところで四人で机を合わせて活動をはじめていた。僕達が入った部活は美術部だった。四人でいつも集まっていたから一時期[四天王]と呼ばれていた頃もあったりなかったりした。まぁ何の四天王かわからないから意味ないしね。さて部活が終わると帰るが僕達はいつも一緒な訳じゃない。瑠奈とは帰り道が逆だからいつも瑠奈と真っ先に別れている。楓はどうやら遠回りすれば途中まで一緒だった。だが楓の遠回りは遠回りしないとするでは大違いだった。多分30分は違うだろう。だがそこまでしても一緒に帰りたいらしい。そしてこんな平凡な楽しい日々に終わりが来る・・・
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作者名:カリュー | 作成日時:2016年12月17日 22時