【名探偵コナン】宮野家長女PART13 (ページ26)

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Aside

志保が呆れた顔をしながらそう言った後、少年探偵団の誰かに先生を呼ぶ様に伝えると光彦君が真っ先に先生を呼びに向かうべく病室を出た

「コナ～ン！」

「落ち着きたまえ！」

小五郎さんは新一君の方を見ながらそう言って殴ろうとしている為、博士は必死で止めようとしている
その様子を見ていた志保とおば様は呆れた顔をしていた

「コナン君、大丈夫？」

「君が病院に運ばれた時は心臓が止まるかと思ったからな...」

『もし貴方が目を覚まさなかったら......考えただけでもゾッとしたわ』

「僕は平気だよ。A姉ちゃん、明美姉ちゃん、真純姉ちゃん、心配かけてごめんなさい」

明美は心配そうな表情で見ていて、真純は病院に運ばれた時は心臓が止まるかと思ったと言っており、私は目を覚まさなかったと考えただけでゾッとすると伝えると新一君は小五郎さんや子供達がいる事もあって子供のフリをしつつ心配かけた事を謝罪していた
元はと言えばあの人がこの事件を引き起こしたりしたから、新一君の所為じゃないんだけどね...

「それよりA姉ちゃん達、大丈夫？」

『私達はヘルメットのおかげで無傷よ(微笑』

「そうそう！これがなかったら僕達は危なかったからな」

新一君が私達の方を見ながら問いかけてきた為、私はヘルメットを見せながら無傷だと優しく微笑んだ
真純はヘルメットがなかったら自分達も危なかったと言っていたしね
その後、光彦君が呼んだ医師が新一君の病室に来てすぐに診察し、看護師は医師の言葉にカルテを記入している

「もう心配いりませんね。先ほどの検査でも脳波や身体の異常は見られませんでしたし、明日には退院できるでしょう」

「ありがとうございました」

医師の言葉に小五郎さんはお礼を言っていた
明日から退院できると聞いて私達は思わず安堵した表情を浮かべる
脳波や身体に異常がなくて本当によかったわ...

「お大事に」

「それじゃ、お大事に」

医師は私達にそう言った後、看護師は歩美ちゃん達に手を振りながらそう言って病室を出た
医師と看護師が病室を出た後に目暮警部達が病室にやって来る
ここに来た理由は今回の爆弾事件の事について詳しく聞きに来たのだろう

「早速だかコナン君に宮野君、それに真純君にアイリ君。事件の事を話してくれないかね？」

『はい。私達の話でよければ』

目暮警部の言葉におば様と新一君は無言で頷いており、私は物静かにそう言って今回の爆弾事件について真純と交代交代に詳しく話した