文豪さん達の反応集。【文スト】

夢主が亡くなる寸前に泣きながら「私〇〇(さん)が好き、もしもまた人間に生まれ変わる事が出来たら私のことお嫁さんにしてくれる？」と言って来世で2人が出会ったら【ましろ様リクエスト】 ページ37

中島敦
「ｯ勿論です」
段々と冷たくなってゆく貴方の手を握る。
貴方は眠る様に、息を引き取った。
＿数年後
「A···さん、何ですかっ」
任務帰りに貴方らしき人が居て話しかける彼
貴方はコクリッと頷く。
「やっと···やっと見つけましたよ、」
＿＿＿僕のお嫁さん

太宰治
「嗚呼、私も君の事が好きさｯ」
貴方を抱き締め、泣きながらそう云う。
貴方は一滴の涙を流し、息を引き取った。
＿数年後
「逢える気はして居たよ」
涙ぐんだ瞳で貴方を見つめる彼。
「私の···お嫁さんになって、くれ給え」

江戸川乱歩
「嗚呼ｯ、絶対に僕のお嫁さんにするから！」
弱った姿の貴方見て、彼はボロ泣き。
「絶対に迎えに行くから」
待ってるから···と云い残し貴方は息を引き取った
＿数年後
「迎えに来たよ、僕のお姫様」
貴方の薬指に綺麗に光る指輪を付ける。
そして、貴方の手首に接吻を落とす＿

谷崎潤一郎
「来世は絶対に死なせないからｯ！」
喉が擦切れる程、叫ぶ。
「こんなボクで御免···っ！！」
そんな事云わないで、と彼の頬を撫でながら云う
すると、貴方は静かに息を引き取った
＿数年後
「やっと逢えた···」
貴方を見つけた途端貴方を抱き締める。
「もうボクから離れないで」

芥川龍之介
「愚者めｯ」
僕を置いてゆく等合っては成らぬ、眉を顰めそう云う
「僕もいつか其方に···」
まだ貴方は生きて、と貴方は彼を言葉を止め、
私は絶対に貴方を見つめる、そう云い貴方は静かに息を引き取った
＿数年後
「愚者めやっとか、」
遅くなって御免、と微笑む貴方。
「あの時の約束は覚えていたか」

中原中也
「なぁ···そんな最期見たいな事云うなよ」
血に染って居る貴方を抱き締める。
来世は絶対に貴方と···、そう云い息を引き取った
「···ぜってぇ、待ってるからな」
＿数年後
「遅ぇよば〜かｯ」
ピンッ、と一発彼からデコピンを喰らう貴方
「俺の嫁になるんだろ？」
＿＿＿＿俺と結婚してくれ

森鴎外
「君を、守れなくて御免ね、」
赦してくれ給え、と泣きじゃくる彼。
貴方の性じゃ無いわ、と貴方は彼の頭を撫でる
「来世は君と一緒に···っ」
貴方は目を瞑り、これまでの彼との思い出を思い出しながら息を引き取った。
＿数年後
「待ちくたびれたよA君」
済みません、"首領"、と眉を下げ微笑む貴方。

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