嫌われ者の私が歌い手になった理由。

朝 ページ15

いつも通り 誰にも会わないように 早起きし 、「おはよう」 と 心の中で 呟き 、階段を下り

静かにご飯を 作る。

実は色達の分も私が作っている。

色達は、私が作ったなんて知らずに呑気に食べている。

「 いいご身分ですね 」
そう言いたくなるが、そっと心に秘める。

口に出さない様に。
色達は成人男性ということもあってか、昔より暴力の過激さや痛さが強くなってきており、辛い。

さあ、そんなことより、今日も仕事詰めの楽しい１日を始めよう。

「REI」として、誰からも愛される存在に。

煉斗おはようREI、今日のヘラ生、お互い頑張ろう。
Aうん、こちらこそ。そういえば、歌う曲は決まった?
煉斗ああ、決まったよ。
A何の曲にしたの?
煉斗んー、秘密。ヘラ生のお楽しみ。じゃあ、またヘラ生会場で。
A了解。

秘密かあ... 。 煉斗だと、カッコイイ系というか、ブリキノ☆ダンス、とか歌いそうだけど ...。

今回は、どんな歌なのだろうか。

どんな歌で、楽しませてくれるのだろうか。

味わったことの無いワクワク感でいっぱいだった。



因みに 、 私の歌う曲は... ＿＿＿

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