嫌われ者の私が歌い手になった理由。

招待、正体 ページ11

一松「 え ッ ！？ 」

一松 兄さん が 大きな声を 出して 驚いたのは 、

私が 「 REI 」 だと言うこと 。

皆に 隠れて 歌い手をしていた事 。

歌い手で お金を 集めていたこと 。

一松 「 それ ... 本当なのか ？ 」

「 う、 うん ... 、」

そりゃあ 、 驚いたよね 。

実の妹が ... 歌い手 してた 、とか 。

だけれど、一松兄さんは予想外の一言を言った 、
一松「 す、凄いじゃん ！！」
大きい声を出した一松兄さんを前に、
「他の兄さんに気付かれたらどうするの、」
とでも言うように口元に手を当て、
「 しー 」 と する 。


？？？「 た ッ だ いま 〜 ！！ 」


予想が的中 した 。

一松 「 隠れて 。 」


とても小さな声で 、そう言われた 。

私は、物置に隠れた 。

おそ松 「 あッれれ 〜 、 一松 しか いね〜の ぉ ？つまんね〜の 。 」

一松「カラ松はいつもの。 チョロ松兄さんは ハロワ。十四松はバタフライで 、 トド松 は 買い物。」

おそ松 「 長男 置いてくとか 酷いよなァ 〜 ！」


「 あ 」 と 一言漏らす赤 。

おそ松 「 Aは 〜？？ 」

けらけら 、 と 笑い始める 。

何がおかしいのだろう。

おそ松 「 まぁ 、 あいつ居なくても 生活できるしぃ〜 ！！ ヒキニートの分際で この家に住むなよ！！っ て 感じだよな 〜 」

一松 「 ひひ 、 そうだね ... 」


一松 「 ... でも 、 僕ら も そんな事 、 言えないじゃん。」

おそ松 「 はぁ ？ どうした 、 一松 ？ 」

一松 「 ！ ッいや、 何でもない 。 」


＿＿ 赤 は 、 そんな事 思ってたんだ ... 。

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