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*24話* ページ26

*降谷side*


彼女が今日この後予定があるのは知っていたが思わず一緒に帰ろうと誘ってしまった


案の定約束があると言われてしまったが…


まあ久しぶりに早く帰れそうだしいいかなどと思いながら着替えていると


カタン


降谷「…ん?」


何か落としたのだろうか?


ふと下を見るとそこにはAさんの携帯


どうやら更衣室に置き忘れてしまったみたいだ


降谷「…届けた方がいいよな、」


迷ったが約束している人ともし連絡が必要な場合携帯がないと困るだろう


携帯を持って急いで彼女を追いかける


降谷「…確か○○公園って言ってたな」


罪悪感はあるが盗み聞きしていて良かったと思う


きっと全力で走れば追いつける距離だ




そして走ること10分弱


降谷「よし、、この横断歩道の向こうだな」


運悪く赤信号になってしまったが間に合いそうだ



信号が青になる


足止めを食らったぶん急いで追いかける


すると公園の木が見えてきた


降谷「…っ、思ったよりも広いな」


公園内に入りAさんを探す




少し歩くと見慣れた後ろ姿が



降谷「Aさっ…」




俺は彼女を呼ぼうとしたが呼ばなかった


いや、正確に言うと呼べなかった



だって彼女の視線の先にいたのは





降谷「………風見…(ボソッ」



目を疑った



なぜ風見が…?彼女とはどういう関係なんだ…?



しかし、ここに風見がいるということは先程の電話もおそらく風見だろう



久々と言っていたなら彼女は頻繁に風見と会っていたのか…?



俺の頭の中はパニックだった



だが目の前にはAさんの鞄を当たり前のように持ってやる風見と


そんなあいつをみて嬉しそうに微笑む彼女


そのまま2人車に乗り行ってしまう



降谷「…っ」



今になって気づいた


俺は…いつの間にか彼女に惹かれていたと


最初はただ可愛らしい人だと思っていた


でも一緒に過ごすうちに彼女の良さを知ってしまった


真面目で一生懸命なところ


分け隔てなく優しいところ


からかうと顔を真っ赤にして怒るところ


恥ずかしがりながらも名前を呼んでくれる素直なところ


そして、思わず見惚れてしまうほどきれいな笑顔



全てが愛おしく感じる



降谷「……今更気づいたって、遅い…のにな…」



そう呟いてその場を後にした

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設定タグ:降谷零 , 安室透 , 名探偵コナン   
作品ジャンル:恋愛
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泣き笑い(プロフ) - 美桜さん» お役に立てたなら嬉しいです(^^) (2020年4月30日 15時) (レス) id: 121ee4e48d (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 泣き笑いさん、できました!教えていただきありがとうございます^^* (2020年4月30日 14時) (レス) id: b9808aa39d (このIDを非表示/違反報告)
泣き笑い(プロフ) - 続編は、新しい作品を作って、そのURLをコピーしてから前の作品に戻り、編集画面の後ろにある「続編へのURL」と言う所に続編のURLを貼って保存するとできますよ!続編も頑張ってください! (2020年4月30日 14時) (レス) id: 121ee4e48d (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - え!嬉しすぎます(><)応援ありがとうございます、頑張りますね! (2020年4月21日 0時) (レス) id: b9808aa39d (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - やばい、死ぬほど好きです、更新頑張ってください! (2020年4月20日 20時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作成日時:2020年4月5日 17時

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