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奇病パニックの段【弐】 ページ4

伊作「A、大丈夫?」


私は今伊作にお粥を食べさせてもらっている



『うん...でも少し喉が痛い...』


伊作「風邪...にしては少し可笑しいんだよね...」



今朝、目を覚ましたら喉が異様に痛く気分も悪かった



とりあえず伊作に見てもらおうと医務室に行くと熱があることが判明


こうして部屋で看病してもらっている



『ゲホッゲホッゲホッッ―――ッ?!』

伊作「A大丈b―――ッ!?」



私と伊作は目を疑った


私の口から......






真っ赤な花が出てきた



『...え?...うぇ¿?』


もう混乱


伊作「ちょ、新野先生呼んでくるッ!?」


伊作は慌てて出ていった







数分後...



伊作「新野先生がいながっだぁぁぁッ!(泣)」


泣きながら伊作が部屋に戻ってきた



『伊作落ち着いて...この本見てくれない?』



伊作に渡したのは、私が家から持ってきた古い本



そこの1ページに【花吐き病】という病気のページがあった



伊作「花...吐き...病...?」


『そう。なんか、奇病ってやつらしくて、口から花を吐いてしまう病気なんだって。
なんかこの病原菌はある特定の果物とかに稀に入っているらしいよ。
1週間たてば治るんだって...だから大丈夫だよ』



伊作「そっか...良かった...あ、僕水持ってくるね」


そう言って伊作は部屋を出ていった



1人になると部屋の中はとても静かに....



ドタッドタッドタンッッ――ッバタンッ―――ッ!



......ならなかった。



文次郎「A!見舞いに来たぞ!」



扉が勢いよく開いて、六年の皆が入ってきてくれた



『あー...皆...』


私が花をもどした時に入ってくる



皆、目が合ったまま固まっている



仙蔵「A...口から...花...が...出てる...ぞ...」


小平太「A!?何かの病気なのか?!」


長次「だ、大丈夫なのか?...(モソッ」


文次郎「A死んじゃうのかッ!?(泣)」

留三郎「ぞんなの嫌だ――ッ!(泣)」



文次郎と留三郎号泣しちゃってる?!


『え、えっと!?だ、大丈夫だよ!?』


もうワケが分かんなくなって皆泣き出してしまう




伊作「A〜お水持ってきたよ〜って皆!?」


『伊作〜助けて〜ッ(泣)』



タイミングよく帰ってきた伊作に助けを求めた

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しのぶ - 更新してくれて、ありがとうございます!これからも楽しみにしてます! (2023年3月26日 9時) (レス) id: 2cfd6d6f99 (このIDを非表示/違反報告)
おもち助(プロフ) - 皆様コメントありがとうございます!!ローペースですがこれからちょくちょく更新していくのでよければご覧ください!! (2023年3月25日 21時) (レス) id: cd66c9e949 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ餅 - 続きがめっちゃ気になります!終わらないで下さい、( >Д<;) (2023年3月10日 9時) (レス) @page19 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
えぬ。 - 初コメ失礼します!この作品凄い面白いです!めちゃくちゃいい所なので終わらないで欲しいです(;_;)更新出来たら頑張ってください🙇🏻‍♀️ (2023年1月18日 10時) (レス) @page19 id: 80ee3c1f74 (このIDを非表示/違反報告)
しのぶ - こんにちは。初コメント失礼します。この作品、凄く面白いです!善法寺君のうぶな感じもとても良くて面白いです!続き、待ってますね! (2022年8月12日 19時) (レス) id: 212776a6be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おもち助 | 作成日時:2020年4月22日 23時

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