扱い ページ14
『みんなの前審神者、俺の母上かもしれないんだ』
この一言で下を向いていたみんなが俺を一斉に見る。
驚きと憎悪、悲しみが混ざった顔をした。
今全て話すべき、シリアスあんまり好きじゃないけど話すべき。
「確かに似てるしな・・・」
と三日月さん。
何処が?と聞くと「んー、雑な所だな」と言う。
『・・・・・・』
「俺の扱いが雑すぎてジジイ悲しい」
『いやいや、俺の方が三日月さんに縁側代わりに扱われてたからね?硬いっていってあとからストレッチさせられたからねっ?!』
「・・・ジジイはそんなことしておらん。覚えておらぬ」
『俺おぼえてるもーん!!縁側にされ硬いと言われた人間の気持ちを考えてみろ!悲しいだろ!』
「・・・・・・俺は人間では無い」
『うんうん、知ってるよそれは』
「主って俺にも扱い酷いよね」
『清光くん、それはないよ・・・』
「毎回何かあると俺を呼ぶんだよ?マニキュアやっててもだよ?それで、ツッコミやらされるしさ・・・疲れるんだけど」
『近侍だから当たり前だろーが!そもそもここブラックだった時の俺の扱い!!何もしてないのに除け者で殺し対象!』
「それは仕方ないよ、俺達信じてなかったし」
『俺もおまんら信じてなかったよ!極度の人見知り怖がりビビりだからなっ!! 』
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作者名:のろすけ | 作成日時:2019年7月26日 22時