今までのこと全部 ページ15
『いいか?野郎ども聞いて欲しい!俺は審神者名爆発の息子・・・かもしれない!』
「そのふわっとした感じ何とかならねぇのか?」
『薬研兄さん、まだ断じて分かったことじゃないんだ』
俺はとりあえず全てのことを話した。
母上が順次ゲーム(遊び)に明け暮れていたこと。
それがたまたま刀剣乱舞で、爆発のバクまで見えたこと。
よく、謎の扉から母上が出てきたこと。
それが多分本丸にある謎のゲートに繋がっている予測。
家が火事になり俺と兄は置き去りにされ、兄は俺を護るために全身火傷で亡くなったこと。
そして・・・俺は・・・・・・。
身体に、右半身に残る火傷のことを話した。
「その、火傷ってのは・・・」
『見たけりゃ見せてもいいけど可哀想なんて言わないで欲しいな』
みんながゴクリと見つめた。
それは覚悟の目だった。
『カネさんさんは俺とお風呂入った時に背中だけ見たよね』
「・・・・・・そう、だったな」
『ホントに見るの?やめた方がいいと思うんだけど』
「そういうの要らないから!僕らは主くんの全てを受け止めたい。主くんは僕らを受け止めてくれたんだから!ねっ????」
「ねっ????」の部分を強調したみっちゃん。
それに頷く刀剣様達。
やれやれと思い服を脱ぐ。
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作者名:のろすけ | 作成日時:2019年7月26日 22時