今度の審神者は超怖がりでした (ページ16)

今日:1 hit、昨日:11 hit、合計:404,034 hit

カネさんさんページ16

｢僕は堀川国広。宜しく御願いします！｣

｢オレは和泉守兼定。かっこよくて強い！最近流行りの刀だぜ｣

『俺は審神者。政府から無理やりこの本丸にぶっ込まれて散々怖い目に合ってます！宜しく！』

｢いや、全然宜しくじゃないよね主。宜しくしたくない自己紹介だったよね？｣

『いやいや強いお仲間だよ。貞子だと思ってたらちゃんとした刀剣さんだったし･･･あー怖かった』

｢さだこ？誰だそいつァ｣

『映画を見ていない俺でも分かるのに！カネさんさんは彼女を知らないのだと？！』

俺はすぐさまこんのすけを呼んだ。

『こ、こんのすけ！刀剣さん達が何時でもテレビ見れるようにして！あと、カネさんさん様に貞子さんグッズを頼む！』

｢分かりました！｣

｢嫌な予感しかしないんだけど･･･｣

｢おい、俺はまだお前を主と認めたわけじゃ･･･｣

『俺もまだカネさんさんが刀だなんて信じてないから』

｢あとカネさんさんって何だよ｣

『え、いずみのかみかねさんでしょ？』

｢かねさだだっ！妙な渾名付けてんじゃねぇ！｣

『いいじゃないですか。カネさんさん。太陽みたいででっかくてかっこよくて強くて！』

｢え、あ･･････そ、そうか？ならいいんだけどよ｣

｢いいんだ･･･｣

堀川くんとカネさんさん。2人合わせて俺を何とか主と認めたようで、照れくさそうにカネさんさんは俺を見た。