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始末書沙汰 ページ43

『だめっ!ダメだってお兄!!あっ・・・あーーぁ』

見廻り中に強盗が銀行に入ったと情報が入り、お兄と向かえばお兄はどこから取り出したのかバズーカをいきなり銀行に発射した。

ガッシャーーーン!!ドッカーーーン!
バリーーン

「何してんですかっっつ!!貴方!!!」

総「いや、撃ったら出てくるかと・・・」

そう真顔でいいバズーカを担ぐお兄と呆れる銀行の人と俺。普通に言えばいいの。メガホンとかで。
・・・言えばいいのに撃っちゃう。
そんで、始末書沙汰になる。
何時もそうなのだ。もはやあるあるである。
このあるあるを無くしたいと奮闘するトシ兄と近藤さんだが、これはもう誰に求められないようだ。

『御用改である・・・真選組だ!!』

総「盗んだ金を寄越せぇえええ!!」

『おい!!初っ端から何言ってんのォオオ?!!』

もうめちゃくちゃである。
銀行内も(主にバズーカで)めちゃくちゃだが、お兄がめちゃくちゃな事を言いぐだぐだである。

女の子「ギャァアア!助けてぇぇぇえ!」

強盗「はん、真選組たった2人で乗り込んでくるとは随分と舐められたもんだな。まさかいきなり撃ってくるとはヒヤヒヤしたがお前ら・・・ちょっとでも動いたらこのガキ、殺すぞ!!」

『ちっ・・・・・・え、お兄?』

強盗「う、動くな!!」

数人の強盗が俺らの周りと銀行の人と客を囲い脅す。その中央に強盗が女の子を掴み叫んでいた。
女の子の首に刃物が当てられているのを見て動こうとするが下手に動けない。

と思っているとお兄がスタスタと強盗に向かって歩き始める。それもバズーカを強盗の顔面に向けたまま。

『・・・・・・・・・』

強盗「ちょっ、待てよ!」

総「はいはーい、動いたら死ぬぜ」

キ〇タク風にいう強盗だが、バズーカを顔面に向けられビビる。
俺でもビビる。

強盗「ちょっ、な、何やってんすか・・・!」

総「そのガキ離したら俺も離れるけど・・・離さなかったらお前の顔面にぶち抜くど」

バズーカの銃口は強盗との距離約2センチ。

その怖さに強盗も俺も女の子も息を飲む。
強盗は怖すぎて女の子を離しその隙に俺が拾い上げた。

強盗「や、野郎ども!やっ、やっておしまい!!」

「「お、おぉー!!」」

総「ド〇ンジョかお前は・・・・・・現次」

『了解。キミしっかり捕まってお兄さんが目を開けていいよって言うまで閉じててね』

女の子「うん!!」

『いい子や〜』

俺は女の子が目を閉じると刀を抜き強盗数人に向かって構えた。

始末書沙汰2→←こうして江戸城は救われた



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Lime(プロフ) - 【死神くんは真選組】めっちゃ面白いです!主人公の過去とかもしっかりしてるし想像力豊か!!僕原作沿いの小説苦手で非原作沿い漁ってたんですけどとてもいい作品に出会えました!!更新ゆっくりでいいので待ってます! (2022年7月5日 22時) (レス) @page48 id: 9dc1bcf53d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のろすけ | 作成日時:2019年6月17日 19時

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