何となく分かり合えた気がする ページ2
『･･･死後の世界はどうですか？楽しい？』
｢･･･まぁ、そうだな｣
突然元隊長さんの声が聞こえたと思うがなるべく楽しくお話したいし、皆さんにも理解いただけるように魔法をかけた。
｢まさか俺の継ぎ手が死神だったとは･･･驚いたよ｣
軽くお酒を飲みながら話をする。死んだ人も一応人間と同じように生活できるようには出来ている。お酒も飲めるし、一応ご飯も食べれる。俺みたいに。
『･･････大変ですよね、話通じないと。特に思い出のある場所に来た時通訳者が居ないと怖がらせるだけになる』
｢･･･驚かせるのは好きだけどな。はっはっはっ！｣
『･･････副長とか驚かせてました？』
｢おっ！当たり！死神くん勘がいいネ！俺と沖田隊長で良く驚かせてたなぁはっはっはっはぅ！｣
『･･････』
｢･･････やっば大変か？｣
『まぁ･･･ついて行くのがやっとでして･･･。特に局長副長沖田隊長には･･･。変わってる･･･そんな俺も変わっているのだろうけど』
｢おお、やっぱりか･･･。あの御三方は押さえ込むのが大変だからな！頑張れ！死神くんよ！｣
『･･･岸田さんが代わりに押さえてくださいよww』
岸田さんはこの人の名前。
｢一変に抑え込む時はな！落とし穴を作る！それが一番いい！｣
『それ、殺そうとしていませんか？』
｢いやいやいや！落とすだけだ！｣
『えぇ･･････無理がありますって！あの御三方ですよ？出来ます？普通』
｢はっはっはっはっ･･･ハハハハハハハハ！はっはっはっ･･･げほっごほっ！｣
『気をつけてください･･･』
俺は岸田さんの背中を撫でる。岸田さんはお酒をがぶ飲みし、ふーっと息をつくと俺に向けて微笑んだ。
｢なんか、君ならしっかり任せれそうだな･･･思い残すこともなし！俺は成仏するよ･･･。死後の世界でまたはな･･･｣
岸田さんは消えかかろうとしていた。成仏だ。俺は最後に一言を残した。
『死後の世界でも連絡つけれるって知ってます？』
｢ええっ！ハイテク！！｣
岸田さんは消えるどころか一旦元に戻った。
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Lime(プロフ) - 【死神くんは真選組】めっちゃ面白いです！主人公の過去とかもしっかりしてるし想像力豊か！！僕原作沿いの小説苦手で非原作沿い漁ってたんですけどとてもいい作品に出会えました！！更新ゆっくりでいいので待ってます！ (2022年7月5日 22時) (
レス) @page48 id: 9dc1bcf53d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のろすけ | 作成日時：2019年6月17日 19時
