検索窓
今日:16 hit、昨日:14 hit、合計:6,812 hit

知らない人にはついて行かない! ページ14

「ちょ!ちょったまった・・・!あ、謝るからお茶してかない?」

そう言ったもふもふさん(銀さん)は「ね?」と笑顔で言ってくる。怖い。

『見廻り中だし・・・サボっちゃいけないから・・・』

「旦那すみませ「あんぱん買ったんだけどさぁ?」行きます!!」

『山崎さんんんんんんんんんん?!』

あー聞いたことある。山崎さん、あんぱん大好きなんだっけ。恐ろしく好きなんだっけ。

もふもふさんの後ろにちゃっかりついて行く山崎さんの腕を掴み『ダメですよ!怒られちゃいます!』と注意すれば、「大丈夫大丈夫〜」なんていう。
何が大丈夫なんだ。これ、見廻り途中・・・。

「現次くんは来ないの?」

『・・・・・・・・・・・・・・・』

山崎さん置いて見廻り行けないし、でも見廻り行かないといけないし・・・。

『外で待ってます・・・』

「それじゃ銀さん謝れないよ!お茶ぐらいいいじゃん」

『・・・でも、トシ兄が・・・・・・』

「少しはサボる事も覚えた方がいいと思うよ銀さんは・・・」

『・・・・・・・・・』

知らない人にはついて行かない。と屯所に貼られてあった子供用のポスターを思い出す。もふもふさんは手をさし伸ばしているが・・・。

『し、しら・・・』

「しら・・・・・・?」

『知らない人にはついて行かない・・・・・・!!』

俺は山崎さんを置いて逆方向へダッシュする。つまり、来た道を戻る。戻った所には屯所がある。よし、すぐさまトシ兄かお兄にダイブしよう。

「え、ちょ・・・まっ・・・」

「た、隊長〜!!」

『・・・・・・・』

ダダダダ・・・と疾風の様に駆け抜け、俺は一目散に屯所の縁側にいたトシ兄に飛びつく。

「うぉっ・・・!どーした?危ねーじゃねーか」

トシ兄はタバコを片手に持っていた。けど、無言で抱きしめる。

「町で何かあったのか?ん?」

『ありありのあり・・・です』

「ありありのありって何だよ!結局ありじゃねーか!」

『・・・・・』

ぎゅっ・・・と緩めながら締め付けると、頭を撫でられる。

「何があった・・・言ってみろ」

俺は先程あった怖かった話をトシ兄に話した。

『実はですね・・・・・・』

帰ってきたのにまた出かけるのか・・・→←不味い一言は周りを凍らせる



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.6/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
設定タグ:男主 , 銀魂 , 沖田総悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:のろすけ | 作成日時:2019年6月9日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。