あのですね…？【REBORN!×elDLIVE】 (ページ2)

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『あの…並盛に転校ってどういうことですかね。お母さん…』

そんな事を宣告されて転校から数日が立ちました。
折角エルドライブにも慣れてきたのに…あの時は急いで艦長に連絡をいれましたとも、ええ

『あの、艦長』
「Aかどうしたんだ？」

いつもどおりの気の抜けたような声の艦長に呆れましたけど…中々言い出さない私を見かねてもう一度優しい声でどうかしたか？仲間だろと言われた

仲間…うぅ…

泣きそうになって震えた声で私は言いました。

『艦長私エルドライブやめることになるかもしれません…』
「は？何いってんだ？A巡査詳しく説明しろ」

艦長が、事の重大さがわかったのか声のトーンを下げて私が話すのを待ってくれた。

『お母さんが…引っ越すから転校だって…私エルドライブ退職とか嫌ですううううう城堀中学校に居たかったんです』
「落ち着け…まだ辞めさせられると決まったわけじゃない。場所はどこだ？」

バッチ兼無線機を震えながら握り締めて、小さな声で並盛です…と答えると艦長は鼻で笑った。

「丁度いい、そのあたりの解析はある程度の解析しかしておらずSPH以外の物質が検知されている。喜べA巡査有給扱いだぞ？調べて来い」

有給…聞こえはいいけどそれってお役御免ってことじゃないですかああああああ

『そんなに、私が私があああああ』

うぅぅ…もういいです…無線機を片手にぐずぐずと泣いていると宙太と美鈴ちゃんの声が無線機からした。

「Aさん…転校はもちろん寂しいけどでも、艦長は辞めさせようなんて思ってないよ？」
「そうですよ、九ノ瀬巡査と同意見なのはとても不愉快ですが」

皆…うんわかった
涙を拭いてうなずいた。

「当然だ、それに退職じゃない立派な調査だ。危険だと思えば迷わず報告だ…並盛にもテレポート地点を作っておく」
『はい…』

そんな会話をして退職をパスして泣く泣く両親と転校してきまして、バッチをポケットに忍ばせて艦長からの連絡を待っていたわけですけど…

「すまん、転送場所の確保ができねえ。何度もうちのやつにいかせてるが失敗してやられてる」
『つまり…？』

自分で許可をもぎ取って来いらしいです。それは…もしかして私に死んでくださいっていってるのかな…？だって転校初日だよ？？

「もしものときは助けてやるって…な？」
『よ、ヨーヨーサ…』

かつてないほど私の返事に元気はなかった。もともとよくない私の運は期待を裏切らないと初日に荷物検査だそうです。Oh