我々師団の子は、二重人格！【魔主役】 (ページ4)

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3話ページ4

ut「『実績作り？』」

sha「おう！俺らが生徒会にふさわしい人材ってことを証明するためのな」
　「同級生にすでに何人もやべぇ奴おるし。首席と特待生なんかさっそく殺し合ってるし」

sha「俺らももっと存在をアピールせな！」

楽しそ～だな～！ね！ヤミカちゃん！

ヤ(そうだな。私もそう思う)

やっぱり話が合うな～！

ut「いや直接生徒会長に「入れてくれ」って頼めばよくないか？」
　「何でわざわざそんな回りくどい…」

sha「…まずは俺が学園のトラブルを華麗に解決！」
　「その評判が生徒会にも伝わり、やがて会長が俺を直々にスカウトへ…」

ut「ああダメだ。妄想タイム始まった」

よくあるんかな？

ut「つーか学園のトラブルを解決って」
　「お前それ生徒会の仕事奪ってんじゃねーか。営業妨害やろ！」

ut「スカウトどころか逆に怒られ…」

「ナメてんじゃねーぞコラァ‼」

ビックリした～。何やきゅうに。

「オラとっとと金だせやコラァ！」

「ヒィ…！いい今は持ち合わせが…」

うわカツアゲやん。何でそんなことするんやろ。

sha「言ってるそばから早速トラブルや！」

ut「まてまてまて落ち着けシャオロン」
　「行ったらアカン！」

ut「相手をよく見ろ。あんなムキムキの暴漢に僕らが勝てるわけないだろ！」
　「ここは大人しく生徒会に通報するべきだ！」

通報しなくてもちょっとは出来るんちゃうん？

半殺しにするくらいなら。

ヤ(ちょっとどころじゃねーだろそれ)

そうかな？行けるで絶対に！ああいう奴は口だけやから。

ut「運が良ければアメリ会長ともお近づきになれるかもしれないし…。そうだそれがいい！」
　「だからなシャオロン！ぜっっったいに行ったらアカンぞ！」

『いやもう行っとるで』

ut「え？」

sha「なにやっとんねんチンピラども‼」

ut「シャオローーン‼」
　「誰かあのバカを止めて‼」

「ｱｧﾝ？何だコイツ。お前も俺たちの財布になってくれんのか？」

sha「よっぽど金が欲しいみたいやな」
　「ま、それも当然か…」

sha「これからたんまり必要になるもんなぁ」
　「自分らの葬式代と墓代がな！」

ut「シャオロン…お前！」

sha「あっ何や！悪魔(ひと)が啖呵切ってる時に！」
　「反則やでハンソク！」

ut「全然カッコついてへんぞ！」

ありゃりゃ

「あああの…ボクのことはいいですから…」

sha「おう心配すんな！」

sha「生徒会入ったらこんな連中死ぬほど相手せなあかんねん」
　「なあ大先生…！」