恋愛 4 ページ5
時刻は21時___…。
今日は来ないかな、なんて机にスマホを置こうとした時だった。
LINEの通知音が鳴り、私はすぐにLINEを開く。
蛍今家?
A家だよ。
A部活お疲れ様
蛍何か文句あるならハッキリ言えば
…は?
何をいきなり言い出すんだこいつは。
私はあの後すぐに帰って、家で勉強して、スポーツやって気分転換できた君とは違うんだけど!?
A無いけど、いきなり何?
すぐに既読になったLINE。
流石に言い過ぎたかな、なんて考えていたら急にLINEの通話がかかってきた。
・
・
「…なに?」
月島「…蛍だけど」
「うん」
知ってるけど、なんて憎まれ口は言えない。
本当は一緒に帰りたかったし、もっと喋りたかった。
そう思うと私にはこう答える事で精一杯だった。
電話越しの彼の声は何だか優しい気がして…甘い。
月島「部活さ、基本毎日あるんだよ」
「そうなんだ、大変だね」
月島「…だから、Aが一緒に帰ってくれないと僕達時間が無いんだけど」
表情が見えないからだろうか。
何だか寂しそうな声をしてる気がして…。
「明日は一緒に帰ろ」
月島「…涼しいとこで待ってて」
「場所は連絡するね」
月島「わかった、おやすみ」
「おやすみなさい」
・
何だか温かい気持ちになって、私はふわふわ夢見心地だった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー好物
オムライス
187人がお気に入り
「ハイキュー」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梶屋碧 | 作成日時:2024年3月20日 19時