岩泉「悪い…俺、健全な高校生だからお前の事メチャクチャにしたい…」【岩泉一】

仕事 35 ページ39

【Aside】






一のまっすぐな眼差しに目が離せない






心拍数が増していく中









・









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及川「岩ちゃぁん！及川さんが来てあげたよぉ！」









突然扉が開いて、一はすごい瞬発力で少し乱れている私の胸元に布団をかけた。









岩泉「おい！！勝手に家に入るんじゃねぇ！」




及川「え、Aちゃん！？」




岩泉「おい聞けコラ」










この二人は仲が良いんだなぁ






微笑ましい











会釈をして服を整えると一が私の耳元で囁いた。










・








岩泉「続きはまた今度」









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・









あれから半年。





私の目の前には輝く世界が拡がっている。











人１「Aちゃん、もうちょっと目線落として」




「はい」




人１「そう、そのまんま」









眩しい照明とカメラのフラッシュ。









今までのように、目の前にファンはいない。





歓声も聞こえない。









でも、罵声も届かない。











私は夢を叶えてモデル活動を行っている。




元々の知名度もあり、あんな去り方をしたくせに次はモデル業か、と言う人や

昔から知っている人は夢を叶えて戻ってきてくれて嬉しい、等




私に対する意見は賛否両論だった。











けれども、私は負けない。









・









・










岩泉「A、お疲れ」





「一、ただいま！」





岩泉「今日はゆっくり出来るのか？」









一の腕の中に飛び込んで何度も頷く。





すると一はあの時みたいに耳元で囁いた。












岩泉「今夜は覚悟しとけよ」












面妖な笑みを浮かべる一に顔が熱くなる。



私は一の手を握った。










「うん！一、大好き！」











ーーーーーーーーーーFinーーーーーーーーー

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