岩泉「悪い…俺、健全な高校生だからお前の事メチャクチャにしたい…」【岩泉一】

仕事 11 ページ12

【Aside】








深夜0時、雑誌の撮影の休憩時間

私は髪をセットしてもらっている時に相談…というか、今日の事を愚痴っていた








「で！前原さん、マフラー棄てるって言ったんですよ！？酷くないですか！？彼はそんな人には見えませんでした！」








感情的な私の話を聞いて、メイク担当の宮川さんは私に真剣に話をしてくれた








宮川「Aちゃんの気持ちもわかるけど、前原さんの気持ちもわかるな〜」




「何でですか？何で前原さん、最近すごく怒るんだと思いますか！？」








宮川さんは私と話しながら

慣れた手付きでメイクをしていく








宮川「うーん…前原さん、10年以上前からタレントやアイドルのマネージャーやってるんだけど…」




「あ、聞いた事あります」








社長から聞いた






前原さんは10年以上この仕事続けてる人だから
任せられるって……








宮川「だから、今まで沢山の芸能人を見てきたと思うんだよね〜……私もそうなんだけど」




「見てると何か違うんですか？」








私がそう聞くと、宮川さんは待ってましたと言わんばかりの顔を私に向けた








宮川「やっぱさ、人気が出ると雑誌にある事ない事書かれる物なの……それで駄目になって辞める人達を沢山見てきた…」




「……」




宮川「だから、前原さんはAちゃんにそうなってほしくないのよ、きっと♪ハイ！メイク終わり〜♪」








いつの間にかメイクは終わっていて


それと同時に宮川さんとの会話も終わってしまった







宮川さんの話は良くわかったし、気を付けようと思った




でも……








・








……どうしても、マフラーだけは納得いかない






せっかく彼、岩泉がネックレスのかわりにくれたマフラーを棄てられる訳にはいかないし……








私がどうしようかと悩んでいた時








宮川「Aちゃん、あそこの机にのってるマフラーがそうじゃない？」








まるで心をよんでいたように教えてくれた








宮川「私が誤魔化してあげるから、しまっておいたら？」








宮川さんは、でももう今日が最後ね、と言うとマフラーを渡してくれた








「ありがとうございます！」








・








その時、私は明後日仕事が１日オフだった事を思い出した







宮城、行こうかな…？

プライベートで、岩泉に会いに

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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