私、転生しちゃってます！？

神様の上司の愚痴ってこんなの聞いてないって ページ11

はい、みなさま、こんにちは
AAだよ〜
今、余計なことをした神様に罰を下しています
自分の部屋で
『マジ、余計なことすんな』
《スンマヘン》
『ってゆーか、あれはヤンデレなの！？メンヘラなの！？』
私、どこまでがヤンデレでどこまでがメンヘラかわからんのよ
《多分？》
あ、やってる本人もわかってなかった
《上司によるとそうらしい》
『上司！？』
《うん。どんな会社よりずっと酷いよ》
『例えば？』
《年中無休。死んだ人を毎日のように見送る。上司の愚痴に付き合う。他にも数えきれないほど》
『おー、それはそれは』
《しかも、上司の命令は絶対だからさぁ。マジうざい》
なんだ、この状況
神様の世界に上下関係とかあるの？
《まあ、僕の立場新人みたいな感じだね》
『へえ、どうでもいいけど』
《いやいや、そこはもうちょい話を聞こうよ》
『無理、めんどい。どーでもいいけど、こいつらをどうにかしろ』
私は横たわってる三人を指差した
右から、ウサギ、ハヤト、ヒョウくん
《うーん、記憶を操作して元の位置に戻せばいいんだよね》
『うん、早しろ』
《はいはい》

《終わったぁぁ！》
『お疲れ様』
《いやぁ、疲れた疲れた》
『明日から、もう普通に接したらいいんよね？』
《いつも通りに。さっきのことがなかったかのように接したらいいから》
『うん』

「A」
こんにちは、AAです(今回二回目)
今朝、玄関から出て学校に行こうとしたらハヤトがいました
なぜでしょう？
「Aって、おれのこと好き？」
いきなり！？
『おはよう、ハヤト』
よし、ここはあえてスルーしよう
「無視するな」
ぎゅっと、手首を掴んだ
『え、は、ハヤト！？』
離してもらおうと必死で振り払おうとしても離してもらえそうにない
男子、力強し
「おれはAのことが好き。友達としてじゃなくて」
まっすぐと私を見た
ん？告白？
「だから、答えてほしい。Aはおれのことが好きか？」
困ったなぁ
『んー、わかんないよ』
「ダメ、言うまで離さない」
神様よ、聞こえてるか？
これ、どういうこと？

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