16話 ページ16
「お前が今の彼女と上手くいくようになればAに好意を寄せることはないと思ってな」
そう告げる13の言葉を黙って聞いていたがそもそも…
「私がAさんに好意を…？ありえない冗談はやめて下さいよ」
何故13がそう考えたのかはよく分からないが絶対に今の自分にはAに好意を寄せる可能性なんてないはずなのだから…
そう思いながら13に言い返すと13は深くため息をつけば
「じゃあ、なんで最近お前は俺とAに視線を注いでいるんだよ？」
は？俺が13とAに視線を注いでいる…？
「俺の勘違いなんていわせねぇーからな。そんな視線が分からないほど俺は落ちぶれてねえーし」
…確かに言われてみれば彼らを目で追っていたのかもしれない
だが、それはただ…
「貴方たちが最近やたらに仲が良いと思って見ていただけであって決してそれが彼女に好意を寄せる理由になりません」
そう、俺はただ興味本位で彼らを見ていただけだ
「あァ、そうかよ。そこまで言うなら…
俺がAを貰っても別に構わねぇーよなァ？」
「ッ！！…それは私には関係ないことなので勝手にすればよろしいかと」
「ならいいけどな」
すると13は背を向け歩き出すが、ふとこちらを振り向いて
「…邪魔するんじゃねぇーぞ」
地を這うような低い声でそうボソリと告げた後、その場を去っていった
何をそこまでして俺を脅す必要があったのか
そんなこと言わなくても勝手にすればいいものを…
例え13とAが付き合うことになったとしても別に関係のないことできっと俺は何とも思わない…
はずなのに何故こんなにも心は乱れ、異常なまでに焦りを感じているのか…
「ッ…クソ…俺は一体…」
この行き場のない気持ちをどうすればいいのだろうか
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Omiso(プロフ) - 白虎さん» またのコメントありがとうございます！私も少しこの小説を終わらせることに寂しさを感じちゃいました(笑)けれどこの作品を良いと言って貰えてとても満足しています！次回作は考え中なのでいつになるのか分かりませんが頑張ってみますね！本当にありがとうございました！ (2019年4月28日 1時) (
レス) id: dc3fcb1081 (このIDを非表示/違反報告)
白虎(プロフ) - 完結おめでとうございます…！ そしてお疲れ様でした！ 終わってしまい少し寂しい気もしますが、やっぱり感嘆しました…！ とても良い作品を書いてくださってありがとうございました、次作の方、楽しみにしてます!! (2019年4月28日 0時) (レス) id: e2f4e0cbf0 (このIDを非表示/違反報告)
Omiso(プロフ) - 13推しさん» 最後まで応援ありがとうございました！貴方様のコメントがとても励みになっていました！この作品を素晴らしいと褒めて下さり、読み返していただけるなんて嬉しすぎるお言葉とても感激です！本当に最後までこの小説につきあって下さりありがとうございました！！ (2019年4月28日 0時) (レス) id: dc3fcb1081 (このIDを非表示/違反報告)
Omiso(プロフ) - mikuri1024さん» またのコメントありがとうございます！！今回の小説では病みの13はいませんでしたが、純粋な13を楽しんで頂けてられてたのならとても安心しました…。次回作についてはまだ考え中ですが貴方様の応援の言葉とても嬉しく思います！！本当に最後までありがとうございます！ (2019年4月27日 23時) (レス) id: dc3fcb1081 (このIDを非表示/違反報告)
13推し(プロフ) - 完結お疲れ様でした！！いやぁー、とても満足出来ました！素晴らしい作品をありがとうございます！これからもちょくちょく読み返します(笑) (2019年4月27日 23時) (レス) id: ad78e4c495 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Omiso
| 作成日時：2019年3月26日 22時
