ぶりっ子と思わせて [青葉城西]

ぶりっ子20 ページ21

とまぁ、なんやかんやあって合宿当日




現在午前2時
校門前大きな荷物をもってせっせっと運ぶ女子。





はぁ、なんであいつは来んの？
この荷物一人で体育館から持って来たうえにバスにも積まなあかんの？




え、だるくね？





まぁ、こんの分かっとったけん髪の毛下ろしてるんやけどな( ・∇・)




『はぁ〜！つっかれた！起きれん思ったけんオールで来たけど寝たら良かった！！！』




「夜中に叫ぶな。近所迷惑になるだろ」




『びっくりしたぁ〜！』




急に声を掛けてきたのはイケメソの岩ちゃん先輩だった




寝起き？寝起きなのか？髪の毛が！ツンツンしてる！



って、いつもしとるかwwwww



岩泉「なに一人で言ってんだよ」




『え、もしかして全部口に？』




黙って頷くのやめて？なんか、辛いからやめて？



っていうのを込めてイケメソ岩ちゃん先輩の顔を見つめる



岩泉「この荷物一人でここまで運んだんか？」




そっぽ向かれちった見つめすぎたか




『えぇ、まぁ。見ての通り姫華ちゃんは来てないからな』




来とっても手伝ってくれんだろうしな





岩泉「…そうか。」




松川「おはよう。随分早いな」




『そういうお色気先輩も早いな。遅刻して岩ちゃん先輩に怒られたら良かったのに』




松川「ひど！」





『あれ？くにみんも一緒なん？珍しいな時間ギリギリじゃないん』




国見「センター分けじゃなくなってる」




『長いし噛みそうやし』




松川「てか、岩泉居るのに素で居て大丈夫なのか？」




国見「どうせバレたんでしょ」





『せーかーい！大当たりのくにみんには！私からのなでなでとハグをプレゼントしようー！あ、因みにぶりっ子な私だけど』




松・国「いらん！」




お色気先輩まで酷いやっちゃ





岩泉「お前らも知ってたのか」




『知っとるよーー。あ、他の人は知らないんで把握よろしくでーす』




ゴムを口に加えて髪の毛を結ぶ



前髪を下ろしてちょっとしたメイクをし完成




『かんせぇい！♡国見ぃくぅん！なでなできゃー！ぎゅー！えへへ♡』




固まったくにみんやり過ぎたか？おトイレへGOするのか？一緒にGOするか？




国見「………トイレ。」






行ってらー

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