【青葉城西】拾われて 棄てられて 拾われました。【歌い手】

拾います そらるside ページ11

たまたま地元の宮城へ帰ってきたがあいにくの雨だった


濡れるの嫌だなーと思いながら歩いていたら公園でどろどろの砂の上に座っている子がいた。


俺は本能的に助けようと思った


その子に自分の傘をさしてあげた



そらる｢大丈夫ですか？｣


？｢大丈夫です。それより濡れますよ。傘さしてください。｣

雨で気付かなかったけどこの子…

そらる｢ねぇ…。泣いてる？｣


？｢…泣いてません｣

今じゃなくても目が真っ赤になっちゃってる

そらる｢泣いてる。｣

そう言うと少し悩んだようにして少しずつ話してくれた

？｢俺は…俺は捨てられたんです。

要らない存在なんですよ。｣


この世に要らない存在の人なんていない


そらる｢そんな事ないよ。生きてる人間皆価値があって生きているのだから

俺の所おいで。絶対捨てたりしないよ｣


ダメ元で言ってみた。
俺は来て欲しいから この子にたくさん色んなことを教えたいから


？｢ホント…ですか？｣

不安かもしれない。それでも大丈夫

そらる｢もちろん。他にもいっぱい味方がいる。｣


？｢俺…貴方のところ行きます

もうあの人達とは離れる｣


よかった。
…ってやっべ、後で真冬とかにも報告しなきゃ
でもまああいつらなら可愛がってくれそう


そらる｢うん。皆喜んで出迎えてくれるよ｣


？｢俺…暁Aです。｣


本名の方がいいよな…


そらる｢一ノ瀬彼方です。

ここ地元でたまたま帰ってきただけなんだ。
俺が今住んでんのは東京。
明後日出発だけど…行く？｣


A｢行きます…。明日のうちに退学手続きなど終わらせますので…｣


あ、学生さんだったのね()


彼方｢そっかそっか。
じゃあ連絡先交換しとこ
明日色々終わったら時間とか決めて行こ｣

A｢はい｣


話し終わった時には雨が上がってたから送っていこうかと思ったけどここがどこかわからないから向かいに来てもらうと言っていた


結構濡れたっぽくて寒かったのは内緒の話


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どうも。作者の亜瑠兎です。
なんか本当に最近かけてなくてすみません

シェアハウスの事についてなのですが一応
そらるさん
まふまふさん
天月さん
浦島坂田船の皆様 が一緒に住んでいることにします。

それと夢主君のイラストなのですが近々描かせていただきます。

度々実況者も出てくるかもです(殴)

ではでは。亀更新の亜瑠兎君ですが今後ともよろしくお願い致します。

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