46話 ページ49
円堂｢何も仕掛けられてないって!｣
A｢そうだよ、もうすぐ試合だよ？｣
シャワールームやロッカーなど、部屋の隅々までなにか仕掛けがないか探索している染岡たちに円堂が呆れ顔になる
染岡｢彼奴も帝国の一員だぞ、騙されてるんじゃないのか？Aもなんで大丈夫だって言いきれんだよ｣
A｢それは｣
円堂｢鬼道は信じていい!｣
円堂の言葉にバツが悪そうに目を逸らす染岡。
控え室には気まずい空気が漂う
秋｢さぁ、この話はおしまい！決勝なのよ？試合に集中しましょ!｣
秋が手を叩き、切り替えようと笑顔で言葉を投げかけると、先程の雰囲気とは一転して、
良い方向に進もうとしていた
円堂｢さんきゅ、木野｣
円堂の言葉に秋は目を少し細めて柔らかい笑みを浮かべた
＊
壁山｢えいっ!うわぁ！｣
風丸｢大丈夫か壁山!｣
ボールを蹴ろうとしたが見事に空振り、尻もちを着いた壁山に風丸が駆け寄る
A｢さーて、私達も仕事するぞー!｣
秋｢そうね、ドリンクの準備を…どうしたの？｣
春奈ちゃんの視線の先はアップを始める帝国学園に向かれていた。
つられて私も見てみると、帝国のメンバーの中に、鬼道が居ない
分かっていたことだけど、ここ最近の春奈ちゃんは様子がおかしい。特に帝国学園…鬼道が絡んでいる時は、何処か切ない表情を浮かべている
そんな時、染岡のシュートが決まったが、円堂はただ立っているだけで、シュートに対して何も反応を示していなかった
染岡｢おい、ぼーっとしてちゃ練習にならねーだろ？｣
円堂｢悪ぃ!ちょっと顔洗ってくる!｣
円堂がハッとした表情で染岡にそう告げると、コートを去っていく
秋｢円堂くん…｣
A｢秋、行ってきたら？準備はやっとくからさ｣
秋｢…ありがとう｣
秋がベンチを出て、円堂の後を追う。
いつの間に出て行ったのか、春奈ちゃんの姿は無くなっていた
夏美｢木野さんと音無さんはどこ？私雑用は嫌よ!?｣
A｢まぁまぁ、ほら!私もいるからさ!一緒にやろう!ね？｣
＊
壁山｢凄い量の観客っす…俺、緊張してきたっす｣
宍戸｢リラックスさせてやるよ!｣
宍戸が壁山に背後から近づき、くすぐり攻撃を仕掛けてる。
壁山｢ひっひひっうわぁ！やめてくれっす!｣
壁山が逃れようと暴れると、持っていたサッカーボールが足元に落ち、ボールが天井に向かって高く打ち上げられた
宍戸｢うわぁぁああ!｣
宍戸の叫びが響き渡る
何事かと、その場にいた私達は宍戸の方へと振り向いた
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調味料(プロフ) - 優しい世界ですから( ´^o^` ) (2019年1月17日 7時) (
レス) id: 73a5628078 (このIDを非表示/違反報告)
歯磨きのすけ - 白菜が優しい (2019年1月16日 21時) (レス) id: 768888a8a1 (このIDを非表示/違反報告)
調味料(プロフ) - ('ω')うわぁあああああありがとうございます(´；ω；｀)最新遅いですが頑張ります!! (2019年1月9日 7時) (レス) id: 73a5628078 (このIDを非表示/違反報告)
シュウ - とても面白いです！更新頑張ってください！！！！！！！！！！！！！ (2019年1月9日 0時) (レス) id: 519079bbfe (このIDを非表示/違反報告)
waiwaichika(プロフ) - 面白いです。続きを楽しみにしています。 (2018年12月29日 21時) (レス) id: 901fc2e49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：調味料 | 作成日時：2018年11月28日 18時
