44話 ページ47
染岡｢どうするよ!!｣
染岡の焦り声が屋上からあがる
円堂本人は空を見上げていて、話の内容を全く聞いていない
秋｢あぁもう!気悪なんか嫌い!｣
土門｢みんなのモチベーションも下がってるから練習もなんだかなぁって感じだし｣
A｢だね〜｣
土門の言葉に風丸が頷いた
円堂｢なんにもいい手が浮かばない!｣
円堂が地べたに寝転がる
円堂｢もう1回、雷雷軒のおじさんに頼んでみる!｣
円堂が勢いよく起き上がると同時にチャイムが鳴った。
＊
あのあと選手のモチベーションは上がることはなく、結局練習はせず、その日は決勝戦にむけて身体を休めることに専念することになった。
私が何気なくケータイの画面を見ていたら、誰かからの連絡が来ていた
A｢うわっ｣
鬼道だ。
なんてことだ。ついに連絡来ちまったよ
内容すら怖くて仕方が無いが、見ないことには始まらない。思い切ってメッセージを見る
鬼道総帥がまた何か仕掛けている可能性がある。試合当日は十分気をつけてくれ
あ、割と普通
A了解
これと言って言いたいことも無かったから、短く返事を返す
佐久間たちみたいに仲がいいとは言えないから、なんて返したらいいのか分からなかったけど、別におかしくないよね。
A｢なんか疲れた…｣
ケータイをテーブルに置いて、自分で作ったココアを1口飲む。
疲れを癒すかのように、ココアのほんのり甘い香りが部屋を満たした。
＊
円堂｢新監督だ!｣
響木｢響木正剛、よろしく頼む｣
部室を開けると円堂の横に雷雷軒のオーナーさんが立っていた
あの後、何があったんだろう。
でも、ここに居るってことは決勝戦に出られるってことなんだ！
響木｢決勝戦はもうすぐだ、お前ら全員鍛えてやる!｣
｢｢おー!!｣｣
響木さんの言葉を筆頭に皆が声を上げ、拳を頭上に突き出す
残りわずかな時間、私達は打倒帝国に向けて確かな思いを胸に、いつもの河川敷に向かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
調味料(プロフ) - 優しい世界ですから( ´^o^` ) (2019年1月17日 7時) (
レス) id: 73a5628078 (このIDを非表示/違反報告)
歯磨きのすけ - 白菜が優しい (2019年1月16日 21時) (レス) id: 768888a8a1 (このIDを非表示/違反報告)
調味料(プロフ) - ('ω')うわぁあああああありがとうございます(´；ω；｀)最新遅いですが頑張ります!! (2019年1月9日 7時) (レス) id: 73a5628078 (このIDを非表示/違反報告)
シュウ - とても面白いです！更新頑張ってください！！！！！！！！！！！！！ (2019年1月9日 0時) (レス) id: 519079bbfe (このIDを非表示/違反報告)
waiwaichika(プロフ) - 面白いです。続きを楽しみにしています。 (2018年12月29日 21時) (レス) id: 901fc2e49a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：調味料 | 作成日時：2018年11月28日 18時
