【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】VIII (ページ9)

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341話ページ9

『あっ、ここですよ』

_______アイオラと話しながら歩いているといつも使っている部屋に到着しました
中に入った後、アイオラは興味津々で魔法薬の種類を見つめています
悪戯好きのアイオラにとって嬉しい場所も同然ですからね(笑

『まずは透明薬の作り方を教えますね』

「A先生、お願いしますわ！」

_______透明薬の作り方をアイオラに教えると言った途端、アイオラは目をキラキラさせながらこう言ってきました
フフッ...可愛らしいですね
こうして私とアイオラは透明マントの代わりである透明薬を作り始めました
ジェームズ達はたぶん、浩司おじ様から色んなからくりを見せて貰っているのでそちらに夢中でしょう...

『これで透明薬は完成です！』

「初めての私でも作る事ができましたわ！」

_______30分後、ようやく透明薬を作り上げる事ができました
人数制限のある透明マントの代わりに使えるので便利ですけどね！
みんなの分だけにしようと思いましたが、あえて多めに作ろうと思い、思った以上にたくさん作る事ができました

「これだけあれば当分は困りませんわね」

『確かにそうですね。透明マントの代わりに使えるのであえて多めに作りましたが、問題はないです』

_______作り終えた透明薬を袋にまとめ、袋を自分の部屋へ持ち運ぶ事にしました
ふと、ジェームズ達がお父様が仕掛けたからくりに引っかかっていないか心配になってきました
浩司おじ様もたまに悪乗りする事もあるので、余計に心配ですね...

「そう言えば、ジェー達がやけに静かですわね」

『確かに...少し気になりますね...』

_______ジェームズ達が騒いでいない事に疑問を浮かべたのか、アイオラがこう言ってきました
確かに...いつもなら騒いでいてもおかしくはないと思いましたが...

「「「うわぁぁあ!!」」」

「えっ!?何事ですの!?」

『三人揃ってお父様の仕掛けたからくりに引っかかってしまった可能性が高いですね(苦笑』

_______その時、ジェームズ達の叫び声が聞こえてきた為、アイオラは驚きを隠せない表情になっていましたが、私がお父様の仕掛けたからくりに引っかかってしまった可能性が高いと伝えた途端、アイオラはジェームズ達の事を思ったのか憐れみの眼差しになっていますし(苦笑

「Aのお父様やおじ様って悪戯が大好きなんですのね」

『そりゃ、お父様と浩司おじ様は学生時代から悪戯をしていたと言われていましたからね。先生方もお父様達にかなり手を焼いていたそうです』